親戚の中2女子Aちゃんに教わったことの第3弾です(もっとあったのですが、記憶が定かではなくこれで完結です)それというのは、「首都圏の子どもたち」の現状に関する認識でした。暑い中での横浜散策途中で、Aちゃんは少し体調を崩しました
私は「中学生なんだから、もっと体力つけないとダメだよ」と肩をポンポンしたら、「私にどうやって体力をつけるというの?外は暑いし、学校のイベントは軒並み中止。夏休みで親は働きに出かけ、不要不急のお出かけ禁止、友だちと遊ぶことさえ奪われている。オリンピックはやったのに、学校では修学旅行も体育祭もないし、体育祭の練習もない。私たちにとって、オリンピックよりも毎日の楽しみが大事なんだよ。それを奪っておいて、何がオリンピックのメダルだよ。おじいちゃん、おばあちゃんの家にも出かけられない。一日中、冷房の効いた部屋で過ごすしかないのに、どうやったら体力がつくのよ」と強く反論してきました
「なるほど、オジさんが悪かった。そうだよねぇ、小中学生の現実はつらいね。家にばかりいたら、大人だって体力がなくなるし、この2年でオジさんも疲れやすくなったよ」と謝りました。そういえば、都内の後輩は家から外に出ない小学生高学年の娘さんを散歩に連れ出したそうだし、久しぶりに家族で海水浴に出かけた友人もいます
大人たちがコロナだ、オリンピックだと言ってる足元で、子どもたちのつらい現実を見失ってはいけない、と学ばされました
なお、Aちゃんは「枝豆と大豆はちがうのか?同じなのか?」という私の質問に対しても「同じだよ。枝豆は大豆が完熟する前に食べるもの」と、キッパリと正解を答えました。コロナ前まで、福島県東白川郡塙町に帰省していたから、野菜の育つ過程にも熟知しているのですね