先週が、行けなかったので、久しぶりの落語会。
会場は、約200人と、満員御礼。
誰か、お目当ての噺家がいてるのか、
はたまた、「ちりとてちん」効果なのか。
草若師匠が、無くなった今日。
お通夜に、行かなければと、お客様も、ソワソワ・・・・・・・・。
開口、0番・・・・「延陽伯」で、文太師匠。
落語家の、まず最初のネタについて。
基本は、喜六、清八の「旅ネタ」
そして、口慣らしの噺はと。
「寿限無、寿限無、五劫のするきれ、海砂利水魚の水行末
雲来末、風来末、食う寝るところに、住むところ、
やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、
パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーの、ポンポコナの
長久命の長助」を一気に。
次は「延陽伯」で、「わらわ、元、京都の産にして、
姓は安藤、・・・・・・・・・」と
そして、「うんまわし」の、「先年神泉苑の門前の・・・・」と
口慣らしをご披露。・・・・・暗記力としゃべくりは、、衰えず。
一番は、桂雀太さん、長身で元気いっぱい。
「天狗刺し」と、米朝師匠以来の噺。
めずらしいと思いながら、それなりの運び。
サゲは「天ぷらにしようとしたのは、
坊さんだけに、ころも(衣)がついていたので」と
通常の「五条の念仏さし」とは違っていた。
二番手は、月亭八光・・・・親の七光か、いや二光か。
話は、三枝師匠作「アメリカ人が家にやって来た」
今まで、三枝師匠作を他の噺家が演じる、
「鯛」、「宿題」、などを聞いて、これは、話自体が面白いので
演者はと思っていたが、
八光さんの本日の、話を聞いて、創作落語でも噺家の
技量がいかに大事かと、反面教師の一席。
三番手は、我が文太師匠。、、、、演目は「近日息子」
初めての、噺。
文太師匠の演じる、息子のアホさかげんも・・・・。
しっとりとした人情話も、もちろん素敵だが、
長屋連中の、ドガチャカ騒ぎもおもしろい。
四、桂わかばさんの、「口合小町」
これも、めずらしく、初めての噺。
駄じゃれ好きの、女房が、「口合」、駄じゃれで
遊び人の亭主を、改心ヘ・・・・・。
笑いが少ないだけに、坦々とした運びが、わかばさん、らしさか。
とりは、桂千朝さん、「風邪うどん」
外は、寒い今日。
うどんの、暖かそうな、そして、美味そうなこと。
食べるしぐさは、ぴか一。
うどんとだし汁の量が、多くも無く、少なくも無く、ぴったり。
「時うどん」などでは、うどんの玉、いくつ入ってるのと、
思うぐらい食べる、演者が多い中で、
千朝さんは、きれいに完食。
(食べっぷりだけの感想か、でもこの噺ではやはり、
食べるしぐさが、大事でっせ。)
落着いた中に、納得のいく、芸でした
第450回 田辺寄席
2008年2月16日(土)、、午後1時40分開演
開口、0番・桂文太・・・・・・・「延陽伯」
一、桂雀太・・・・・・・・・「天狗刺し」
二、月亭八光・・・・・・・「アメリカ人が家にやってきた」
三、桂文太・・・・・・・・・「近日息子」
四、桂わかば・・・・・・・「口合小町」
五、桂千朝・・・・・・・・・「風邪うどん」
08-07
会場は、約200人と、満員御礼。
誰か、お目当ての噺家がいてるのか、
はたまた、「ちりとてちん」効果なのか。
草若師匠が、無くなった今日。
お通夜に、行かなければと、お客様も、ソワソワ・・・・・・・・。
開口、0番・・・・「延陽伯」で、文太師匠。
落語家の、まず最初のネタについて。
基本は、喜六、清八の「旅ネタ」
そして、口慣らしの噺はと。
「寿限無、寿限無、五劫のするきれ、海砂利水魚の水行末
雲来末、風来末、食う寝るところに、住むところ、
やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、
パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーの、ポンポコナの
長久命の長助」を一気に。
次は「延陽伯」で、「わらわ、元、京都の産にして、
姓は安藤、・・・・・・・・・」と
そして、「うんまわし」の、「先年神泉苑の門前の・・・・」と
口慣らしをご披露。・・・・・暗記力としゃべくりは、、衰えず。
一番は、桂雀太さん、長身で元気いっぱい。
「天狗刺し」と、米朝師匠以来の噺。
めずらしいと思いながら、それなりの運び。
サゲは「天ぷらにしようとしたのは、
坊さんだけに、ころも(衣)がついていたので」と
通常の「五条の念仏さし」とは違っていた。
二番手は、月亭八光・・・・親の七光か、いや二光か。
話は、三枝師匠作「アメリカ人が家にやって来た」
今まで、三枝師匠作を他の噺家が演じる、
「鯛」、「宿題」、などを聞いて、これは、話自体が面白いので
演者はと思っていたが、
八光さんの本日の、話を聞いて、創作落語でも噺家の
技量がいかに大事かと、反面教師の一席。
三番手は、我が文太師匠。、、、、演目は「近日息子」
初めての、噺。
文太師匠の演じる、息子のアホさかげんも・・・・。
しっとりとした人情話も、もちろん素敵だが、
長屋連中の、ドガチャカ騒ぎもおもしろい。
四、桂わかばさんの、「口合小町」
これも、めずらしく、初めての噺。
駄じゃれ好きの、女房が、「口合」、駄じゃれで
遊び人の亭主を、改心ヘ・・・・・。
笑いが少ないだけに、坦々とした運びが、わかばさん、らしさか。
とりは、桂千朝さん、「風邪うどん」
外は、寒い今日。
うどんの、暖かそうな、そして、美味そうなこと。
食べるしぐさは、ぴか一。
うどんとだし汁の量が、多くも無く、少なくも無く、ぴったり。
「時うどん」などでは、うどんの玉、いくつ入ってるのと、
思うぐらい食べる、演者が多い中で、
千朝さんは、きれいに完食。
(食べっぷりだけの感想か、でもこの噺ではやはり、
食べるしぐさが、大事でっせ。)
落着いた中に、納得のいく、芸でした
第450回 田辺寄席
2008年2月16日(土)、、午後1時40分開演
開口、0番・桂文太・・・・・・・「延陽伯」
一、桂雀太・・・・・・・・・「天狗刺し」
二、月亭八光・・・・・・・「アメリカ人が家にやってきた」
三、桂文太・・・・・・・・・「近日息子」
四、桂わかば・・・・・・・「口合小町」
五、桂千朝・・・・・・・・・「風邪うどん」
08-07