旦那衆による、松喬師匠、三喬師匠へのお祝いの会。
75名の限定により、広間でまずは、乾浩明さんの司会でスタート。
まずは、三喬さんから、高校からの落語家への思いと、
就職に際しての、親御さんとの軋轢の話。
今でこそ、落語ブーム。落語家は、昔は飯が食えぬ芸人の代名詞。
それを乗り越えるだけの、「落語」への思いは、大きく今の三喬さんを。
演目は、「ぜんざい公社」、おもしろい。
40年前の、春蝶さん以来の生で聴く。
お役所の怠慢、サービスの悪さは、相変わらずであるが、
話全てが、新しく、オシャレ。
三喬さんを、リフォームの達人と呼びたい。
次は、松喬さんで、「へっつい幽霊」。
最初に、松鶴に弟子入りの時のはなし。
タッチの差で、鶴三(松喬)、松枝、呂鶴となる。
一年に、8本もネタを教えていただき、
兄弟弟子共々、良きライバルとして頑張ってきた。
鶴瓶と松鶴師匠との、コンテストでの「いらち俥」でのはなしで
松鶴師匠を思い出し、絶句。涙ぐむシーンも。
そして、松之助師匠に断われながら、御稽古をつけて頂いたこと。
はたして、この「へっつい幽霊」がそのはなしなのか。
でも、今日の舞台は、松之助師匠とダブって見えました。
私も40年前、松之助師匠の「仔猫」、「淀川」、「生貝」、
「三十石」、「桜の宮」、「ざこ八」、「人形買い」、「堀川」と生で出会い。
落語の面白さを教えてくれた、大師匠です。
熊五郎と、道楽息子の作次郎。そこに博打好きの幽霊の登場。
作次郎の抜け加減が良い。幽霊も可愛げ。
このはなしが、これほどおもしろいとは。
初めての料理は、一流の店で、一流の料理人で食するべきで
落語も、初めての噺は、一流の噺家で聴くべき。
この「へっつい幽霊」最高の出会いでした。
そのあと、会食で、松喬師匠、三喬師匠の手ぬぐいをいただき、
三喬さんには、色紙にサインまでいただく。
最後に、落語で綴る会席料理なので、あえて献立を、ご披露。
先付・・筍の木の芽和え、蛍イカ・・・・・・・・・・・・・・・「七度狐」
吸物・・蛤真丈、梅麩、菜の花、柚子・・・・・・・・・・・・「鴻池の犬」
造里・・蒸し鮑、鯛、あしらい一式・・・・・・・・・・・・・・・「祝のし」
八寸・・車海老鬼殻焼、玉子の巻焼、イカ鹿子焼・「住吉駕籠」
煮物・・高野豆腐、椎茸煮、牛タン・・・・・・・・・・・・・・「らくだ」
焼物・・鰻蒲焼、祝、赤飯添え・・・・・・・・・・・・・・・・・・「うなぎ屋」
蒸物・・鱈の白子、茶碗むし仕立・・・・・・・・・・・・・・・「高津の富」
揚物・・白さ海老天ぷら、ふきのとう・・・・・・・・・・・・「子ほめ」
酢物・・明石生け蛸、ふくさ胡瓜、茗荷・・・・・・・・・・「蛸芝居」
御飯・・お茶漬け、京すぐき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「京の茶漬け」
冷果・・温州みかん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「千両みかん」
洒落てますな。しゃれだけではなく、お味の方も、最高でした。
やまぐちさんに成代わって、お伝えを。
今日も、酒も、落語も、美味しい、一日でした。
文化庁芸術祭大賞、、、、笑福亭松喬
第一回繁昌亭大賞、、、、笑福亭三喬
受賞記念落語会と祝賀会
平成20年2月17日(日)、、正午より
江戸堀、、やまぐち
一、笑福亭三喬、、、、、、「ぜんざい公社」
二、笑福亭松喬、、、、、、「へっつい幽霊」
三、会食
75名の限定により、広間でまずは、乾浩明さんの司会でスタート。
まずは、三喬さんから、高校からの落語家への思いと、
就職に際しての、親御さんとの軋轢の話。
今でこそ、落語ブーム。落語家は、昔は飯が食えぬ芸人の代名詞。
それを乗り越えるだけの、「落語」への思いは、大きく今の三喬さんを。
演目は、「ぜんざい公社」、おもしろい。
40年前の、春蝶さん以来の生で聴く。
お役所の怠慢、サービスの悪さは、相変わらずであるが、
話全てが、新しく、オシャレ。
三喬さんを、リフォームの達人と呼びたい。
次は、松喬さんで、「へっつい幽霊」。
最初に、松鶴に弟子入りの時のはなし。
タッチの差で、鶴三(松喬)、松枝、呂鶴となる。
一年に、8本もネタを教えていただき、
兄弟弟子共々、良きライバルとして頑張ってきた。
鶴瓶と松鶴師匠との、コンテストでの「いらち俥」でのはなしで
松鶴師匠を思い出し、絶句。涙ぐむシーンも。
そして、松之助師匠に断われながら、御稽古をつけて頂いたこと。
はたして、この「へっつい幽霊」がそのはなしなのか。
でも、今日の舞台は、松之助師匠とダブって見えました。
私も40年前、松之助師匠の「仔猫」、「淀川」、「生貝」、
「三十石」、「桜の宮」、「ざこ八」、「人形買い」、「堀川」と生で出会い。
落語の面白さを教えてくれた、大師匠です。
熊五郎と、道楽息子の作次郎。そこに博打好きの幽霊の登場。
作次郎の抜け加減が良い。幽霊も可愛げ。
このはなしが、これほどおもしろいとは。
初めての料理は、一流の店で、一流の料理人で食するべきで
落語も、初めての噺は、一流の噺家で聴くべき。
この「へっつい幽霊」最高の出会いでした。
そのあと、会食で、松喬師匠、三喬師匠の手ぬぐいをいただき、
三喬さんには、色紙にサインまでいただく。
最後に、落語で綴る会席料理なので、あえて献立を、ご披露。
先付・・筍の木の芽和え、蛍イカ・・・・・・・・・・・・・・・「七度狐」
吸物・・蛤真丈、梅麩、菜の花、柚子・・・・・・・・・・・・「鴻池の犬」
造里・・蒸し鮑、鯛、あしらい一式・・・・・・・・・・・・・・・「祝のし」
八寸・・車海老鬼殻焼、玉子の巻焼、イカ鹿子焼・「住吉駕籠」
煮物・・高野豆腐、椎茸煮、牛タン・・・・・・・・・・・・・・「らくだ」
焼物・・鰻蒲焼、祝、赤飯添え・・・・・・・・・・・・・・・・・・「うなぎ屋」
蒸物・・鱈の白子、茶碗むし仕立・・・・・・・・・・・・・・・「高津の富」
揚物・・白さ海老天ぷら、ふきのとう・・・・・・・・・・・・「子ほめ」
酢物・・明石生け蛸、ふくさ胡瓜、茗荷・・・・・・・・・・「蛸芝居」
御飯・・お茶漬け、京すぐき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「京の茶漬け」
冷果・・温州みかん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「千両みかん」
洒落てますな。しゃれだけではなく、お味の方も、最高でした。
やまぐちさんに成代わって、お伝えを。
今日も、酒も、落語も、美味しい、一日でした。
文化庁芸術祭大賞、、、、笑福亭松喬
第一回繁昌亭大賞、、、、笑福亭三喬
受賞記念落語会と祝賀会
平成20年2月17日(日)、、正午より
江戸堀、、やまぐち
一、笑福亭三喬、、、、、、「ぜんざい公社」
二、笑福亭松喬、、、、、、「へっつい幽霊」
三、会食