![]() | 和菓子のアン (光文社文庫) |
クリエーター情報なし | |
☆☆☆☆
小説はめったに読まないのですが、
表紙の薯蕷饅頭の美味しさに魅かれて購入。
一日半で一気に読んでしまう。
作者もあとがきで言っているように、暗号のような和菓子の菓子名、
基礎知識がないと来歴すらわからない和菓子、
食べておいしい上に、物語を孕んだ和菓子。
なぞかけの様な、和菓子の名前、その歴史ある由来。
落語好きには堪らない、謎解きが続く・・・・。
おはぎの七変化とは、
春ならばぼた餅、秋ならばおはぎと名前が変わる、
これは牡丹と萩からきている。・・・・・・と。
この舞台になった和菓子店「みつ屋」では、秋の月ごとのお菓子が、
「松露」「跳ね月」「光琳菊」、なんて奥ゆかしくておいしそう・・・。
お茶をする訳でもないですが、百貨店では大層なので遠慮しながらも、
近くの和菓子屋で一度買ってみたくなりましたな。
にほんブログ村に参加中。
クリックで応援、よろしくでおます。
↓↓↓


