演技でいいから友達でいて―僕が学んだ舞台の達人 | |
クリエーター情報なし | |
岩波書店 |
☆☆☆
作家で演出家の松尾スズキさんが、各演劇界の注目の方と対談。
吉田日出子さん、柄本明さん、ラサール石井さん、天海祐希さん、板尾創路さん、
野田秀樹さん、大竹しのぶさん、串田和美さん、中村勘九郎さん、河原雅彦さん、
舞台人としての、各自のスタンス、そして仲間と一緒につくる愉しさなど、
皆さん苦労されたようですが、楽しかった思い出として昇華されているみたい。
天海さんととの対談で、映像と舞台の違いについて
舞台では「いかに動くか」ですが、
映像では「いかに動かないか」「いかに小さな動きで表現するか」・・・。
舞台人は、声は大きく、表現がオーバー、
でも大きいのを小さくするのはまだ楽だが、
反対に、映像人が、初めて舞台に立って、声を出せと言っても
シンドイみたい・・・・・。
でも、勘三郎(当時勘九郎)さんの、歌舞伎に対する熱意を伺うと、
歌舞伎界にとどまらず演劇界にとっても、あ惜しい人をなくしたと痛感しますな。
この題の「演技でいいから友達でいて」、洒落てますな。
「恋人でなくていいから友達でいて」「嘘でもいいから好きと言って」
「文庫本でいいから、一度手にとって」でおます。
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