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あとだしじゃんけんのような気がした本でおます。
今や、毎年ノーベル文学賞を取る取らないで話題になる村上春樹さん。
売れっ子、一つの地位を得られた小説家として、あの時はこうだったあの時はこう思っていたと、小説の書き方、小説家のなり方、を告白としていろいろと論じられている。
ただ、オリジナリティについては、ストラヴィンスキーの「春の祭典」や、マーラー、セロニアス・モンク、シューベルトの「ピアノソナタ」などを例に挙げ、常にオリジナリティのあるものは一般にはすぐには認められないものと・・。「新鮮で、エネルギーに満ちて、そして間違いなくその人自身のものであること」、述べられている。
オリジナリティといえば、今のコロナ禍などでマスコミに出てくるいろんな評論家さんをみていて、本当にその分野の専門家なのかと、すべてが通りいっぺんのコメントで、信念があるとは到底伝わって来ないんですが・・ちょっと脱線しましたが。
村上春樹さんの本で今まで読んだのはエッセイばかり、まずは小説一冊読んでみようかと・・・。
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