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また偶然、毒舌のおっさん一人見つけました。少々へそ曲がりな視点で物事をとらえ、それを驚異的説得力で説き伏せてくる。憎たらしいが、心地よい。
例えば
人間というのは、もの凄く大勢いるということをもう一度確認した方が良い。「でも、私の周りではみんな反対している」と言っても、「あなたの周りは、ほんの一部です」と反論されるだけです。
なにかというと「上が悪い」と愚痴る人がいるものだが、そういう人は上に立った経験がないし、また、上に立つには能力不足であることは確かである。
天皇陛下の「お気持ち」は、「お考え」ではない。天皇は政治に関与してはならない、という立場からこうなる。考えるのは政府、あるいは国会の仕事であり、つまり国民の責務である。
今の若者のモチベーションは、人の上に立つ未来ではない。高級マンションに住みスポーツカーに乗る未来でもない。もう少し穏やかで、もっと優しいものを、きっと夢見ているのだろう。そんな中途半端な夢こそが、実は「平常」なのである。
結局、人の評価を気にしてしまうのは、自分で感じる力がないから。つまり、自分自身の行動に対しても、自分自身で観察し「あらら」とか「お、やるね」とつぶやく。この自己評価が確立しているから、一人で楽しめる。誰かに見てもらう必要がない。やせ我慢かもしれないが、一人の方が寂しくない。
とりあえず、「しないこと」を決めると良い。しないことは、じつはとても難しい。自分をコントロールしなければならないからだ。「すること」さえ見つければ、「しないことは」はもの凄く簡単になる。
逆もまた真なり、ですな。
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