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今年一番の出会いである星野道夫さんの本。
二冊目なんですがこれが遺稿集とは残念ながら1996年に亡くなっておられる。この文庫本も2002年に刊行されていて、18年間も出会えまかったとは・・・
まだまだ、感動すべき本がありながら、出会えてないのも沢山ありそう。
星野さんは云う、「私は、厳しい自然条件の中でひたむきに生きようとする、
アラスカの生命の様が好きである、それは、強さと脆さを秘めた、緊張感のある自然なのだ」
過酷な自然の中で生きている生活、方や物に溢れ、情報にまみれ、
それでいて人とのコミュニケーションを遠ざける昨今。
それでいて人とのコミュニケーションを遠ざける昨今。
文明という名の便利さと引き換えに、何か大切なものを悪魔にささげてしまったような・・・・空虚な心のまなざし、人生の豊かさとは、人間の幸せとは、
今一度、静かに問いかける本で、ございます。
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