落語こてんコテン (単行本) | |
クリエーター情報なし | |
筑摩書房 |
☆☆☆☆
柳家喬太郎さんの「落語こてんパン」の続編。
これで、前回の50と今回の50を足して100の噺を紹介。
この本の愉しさは、その噺の説明ではなく、
その噺を聴くならと、今一番のお奨めの演者をあげていること。
現役の喬太郎さん、仲間うちの噺家さんの中から推薦するなんぞ
なかなかできるもんではありませんけど・・・そこを敢て。
プロからみた、プロの芸の凄さ・・・・・やはり説得力がありますな。
残念なのは、喬太郎さんが東京の噺家さんで、演目も演者さんも当たり前ですが東京中心。
(辛うじて、紹介あったのは、春團治師匠の“皿屋敷”、雀々さんの“さくらんぼ(あたま山)”
米團治さんの“七段目、”文珍さんの“粗忽長屋”米朝師匠と先代の文枝師匠の“百年目”)
是非、上方の噺家さんどなたか、
上方の噺家が語る、“上方落語100ばなし”今聴くならこの噺家さんで・・・・・・
書いて頂きたいものですな。
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生喬さんの解説、読んでみたいな~
まさに、そうですね・・・・・。
でも、個性派揃いの落語家さん。
ご自分の芸が一番と日頃から思っておられるだけに、
他の人を誉めるというのは、苦手な行為かも・・・。
学究肌で我が道を行く文我師匠は・・・辛辣になりそう。インテリのたまさんは・・・個性的過ぎ。
手書きパンフから伝わる真摯さ・強力なパートナーの存在を考えると、生喬さんが適任ではないでしょうか。