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落語立川流の顧問だった吉川潮さんが家元との五十年を振り返って、常にそばに居て家元、談志の一挙手一投足はどれをとってもチャーミングで、日頃発せられる荒い言葉の奥になんとも言えないシャイに満ちた思いが詰まっている。
しかし、談志が亡くなり、吉川氏が顧問を降りてからの一門ともつながりは薄いものに感じられ寂しい思いがする。社長と専務というようなものか、社長が降りればその腹心はスッキリ無くなるものなのか。
まあ、逆に言えば家元がいなくなればともに辞める、そうして良い思い出だけを大切にして幕を下ろす・・・やはり、これが一番良いのでは。
今でも時々、家元の夢を見る。いつも笑顔で期限が良い。
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