ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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談志のことば~立川志らく

2012-04-24 05:13:18 | 本の少し
談志のことば
クリエーター情報なし
徳間書店

☆☆

立川談志が亡くなって、多くの方が本を出版するようだが、
一番読みたかったのがやはり志らくさんの本・・・・タイトルはズバリ「談志のことば」
談志師匠の名言集といいながら、一言ひとことに、悩み、喜び、悲しんだ
志らくさんと談志師匠の言葉の交換日記である。

志の輔、談春、志らく、談笑の四人が立川流四天王と、この四人のことがライバルなのか
はたまた志らくさんにとって気になりすぎる存在なのか、終始再三、ことあるごとに登場するが
まずは、談志さんのことば・・・・・・・タイトルだけを列挙いたしあす。

「談志が死んだ」
「ふとした病で死にたい」
「立川クリスマスになる」
「田楽は円楽よりうまい」
「努力とはバカに与えた夢」
「プライド料をよこせ」
「働いていないからお年玉はなしだ」
「俺は自分が偽物だとわかっているから本物なんです」
「落語なんておもしろいもんじゃねぇな」
「お辞儀は丁寧に」

「電気、消せ」
「へい駕籠、へい駕籠」
「酒や煙草をやめるやつは意志が弱い」
「癌は未練の整理によい」
「小言は己の不快感の解消だ」
「勝手に生きろ」
「死んだらみんなの了見がわかる」

「江戸の嵐」
「馬鹿は群れたがる」
「生き甲斐なんて少ないほうがよい」
「おまえがいるから助かる」
「馬鹿とは情況判断できないやつのことだ」
「人生成り行き」

「ありがとう」
「電気つけろ」
・・・・・・・・・・・(一部、割愛)

最後の「ありがとう」は志らくさんのことばであり。
「電気つけろ」は談志師匠が直接言ったことばではないが、
志らくさんが心の中で談志師匠と会話した言葉である。

「師弟とは価値観の共有である」との言葉どおり、愛と敬意に満ちあふれている。


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