おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

もう初冬?のオランダでゾンターク ⑥コンセルトヘボウ

2012-10-29 15:30:02 | まち歩き

このオランダ旅行期間中、水曜日が入っていて、その日がアムステルダム観光・・・ ということで、クラッシックに詳しい人ならご存知の「コンセルトヘボウ」に行ってみることにしました。ナゼって? 水曜日お昼には「ランチコンサート」と銘打ってこの会場に無料で入って音楽が聴けるのです!!

このランチコンサート、そこで近日中に行われるコンサートのリハーサルが、聴衆を入れた状態で行われる、というわけで・・・ 確かに聴衆が入っているのといないのとでは演奏も、そして音響も違ってくるかも・・・ 先輩も「久しぶりネ~。最近行ってなかったからつきあうワ!!」 やった~!!

Concertgebouwque
水曜日は寒くて少し小雨もぱらつく天気・・・ 少し出遅れて街歩きを始めたのでコンセルトヘボウの建物には12時少し過ぎには着いたのですが・・・ もうこの時点で長蛇の列!! 建物の角を曲がって端を通り越し、小さな通りを渡ったところが列の最後尾・・・ そしてほぼ同時についた人たちがそこに並ぼうとして・・・ あっという間に列の長さは倍くらいに!! 12時くらいから始まると思っていたのですが、いつまでたっても列が前に進む気配はなく、うしろにどんどんと伸びていきます!! ヒョエ~!! ちゃんと入れるのかなー、目の前で「今日はここまで!!」なんて言われないかな?なんてドキドキしていたのですが、このコンセルトヘボウ、これまた巨大で、この長い列を吸い込み、なお空席が!! 中に入って納得!! 日本の「サントリー・ホール」と同じようにステージの向こう側にも席があるんですネ~

Concertgebouwqueinside
この日はリード・オーボエ(?!) 指揮者のすぐそばにオーボエ奏者が立っていて・・・ オーボエ協奏曲ってはじめてかも!! 指揮者が出てきました。が、後姿がなんかアジア人っぽいな~。でも、名前がアレン・ギルバートさん、かァ・・・ と後で調べてみると、やっぱりこの人、お母さんが日本人でした!! ミドルネームが「タケシ」さん!!

クラッシックには詳しくない「違いの分からないアラフォー」なワタシですが、すばらしい生の演奏がはじまったとたん、体の神経がふーっとゆるんでフシギなリラックス感に包まれました。あー!! 来てよかった~!!

通しの演奏が終わって大きな拍手が起こったのですが、指揮者は何か納得がいかなかったようで、「最後の部分!!」といって何度か繰り返し・・・ 何箇所かを重点的に練習・・・ ああ、コンサートってこうやって作り上げるんだー、と、納得。観客が引いた後もオーボエ奏者、バイオリンのパートの一番前の人と打ち合わせを繰り返している所を間近で見ることが出来ました・・・ 指揮者にサインをお願いしているファンの人がいましたが、「タケシさん」って有名なんですかね? サイン、もらっとくんだったかなァ? ミーハーなもんで(笑)

Letsgodatch
こんなアートなものが身近にあってそれも無料で楽しめる、っていいなあ。このランチコンサートが終わったらちょうどお昼時。もちろん建物内のカフェはあっという間に満員・・・ と、そこを通り過ぎるとエントランスにあるベンチには自分の家から持ってきたサンドイッチをぱくついてお昼を済ませる人たち(笑)。英語で割り勘にすることを「オランダで行こう!! (Let’s go dutch!)」って言ったりするけど、ホントにオランダ人、カタいネ~!!

コメント
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