庶民の街リューリンはビトシャ山からの冷たい風でみんなブルブル~・・・という冬が始まりました。特にウチの周りだけ、外環道のすぐ向こうに広がる荒野(?)からビュービュー吹いてくる風も加わって、さぶっ!! 気温よりも雪よりも、肌に突き刺さる感じがします。それでも今年はずいぶん暖冬・・・ 今のところは、ですが。
ここはワタシの身体のスイッチを真冬モードに切り替えるべく、一気に大雪が降っているであろうスキー場に行ってみよう!! ついでに少しできたらスキーもしちゃおっかなー?! 40代のワタシにとってスキーは青春!! トモヨちゃ~ん!!ではないですが、サーフ&スノー、チューチュートレイン(いぐじゃいるでもニール・セダカでもなくZoo!)、広瀬香美を家を出るときからかけながらゲレンデにGO!! でした(笑)。 寒くってちぢみこんでしまいそうなときにテンション上げるゾ!!
というわけで、ビトシャ山の向こうのさらにもう一段高いピリン山脈に行ってみました。途中から目の前にドド~ンと見えてくる白い山!! ワクワクします。車はタイヤをスタッドレスにしてあるし~♪ (あ、11月からブルガリアの法律上冬タイヤにしておかないといけませんけどネ)
バンスコはその筋じゃ有名なゲレンデだそうです。ヨーロッパではリーズナブルで、それでいて本格的なコースもあるようで、けっこう名の知れたスラロームの選手が来たりするそうです。それに、バンスコの街までの道路はとてもよく整備されています。
が、しかし!! バンスコの街のところまで来てみても・・・ 雪がないっ!! ゴンドラはスッカラカラ~んで上に昇って行きます。まだ、やってない!? 確かにバンスコに行くまでの間にスキーやボードを積んでる車は一台もいなかったし。ただ、バンスコの街の手前から見るとゲレンデらしきところには雪があったみたいだけど・・・
そのせいか、バンスコの市街地は手持ち無沙汰げにプラプラと散歩する外国人観光客がちらほら・・・ その日はと~ってもいい天気で、寒いどころかみんな薄着で外カフェ、外席レストランが人気でした。
でもよく見ると、観光客よりも、これからのスキーシーズンに向けて開店の準備や工事をしているブルガリア人労働者がほとんど・・・
そのせいか、外国人観光客を目当てにしているレストランなんかでは少ないお客さんをぜひともウチにっ!!と必死に客引き(笑) ワタシが日本人だと分かると、「ハイッ!! ワカリマスカっ!! トラナガサマっ!! カンパ~イ!!!」(苦笑・・・そしてちょっとウザい・・・)
バンスコのリゾートマンションはまあまあ売れているようで、すでに衛星アンテナがついている部屋がいーっぱい!! ホテルもレンタルスキーもすでに充実しています。 いつ大雪が降ってお客さんがドドーッと来てもOKです。ブルガリア人だけでなく、ロシア人、ギリシャ人も来るみたい。この冬、また来れるかな~? ちなみに下から見る限りですが、初心者コースだけでなくかなりの急斜面もあるみたいです。