庶民の街リューリンから、市東側の特権階級だった人々の住むムラドスト、ムサゲニッツァ地区方面へ行くのに便利な通り「スリヴニッツァ」。この首都の「大動脈」が工事でしばらく片側通行になっていました。以前に書いた「ロヴォフモスト」(ライオン橋)周辺をロータリーにして、交差するメインの流れはトンネルを掘って下を通すってヤツ!! いよいよ出来上がってきました。
いっやー、いつも思うけど、この国の道路工事って車の流れの止め方、変え方が大胆ですね~。いきなりメイン通りを通行止めにしちゃって、この通り沿いの商店とかお客さんが一人も来れなくなる、っていう・・・ 営業保障とかもないだろうし。通るだけのワタシが心配するのもなんだけどネ(笑) で、開通したらツブれてたってんじゃしょうがないもんネ~。
例のごとく、ドライバーたちも右折、左折レーンを守んない、守んない・・・ 中にはかわいそうに地方から出てきた人とかが、「えっ?! ええ~っ!?」って感じでパニクりながら運転してっぽい・・・ そう、この道路、大きな病院や中央駅、中央バスターミナルや税関などの入口になってるんですよね~。だからあせるよね~!!
まだ完全には完成してないけどかなり通れるようになってウレシーっ!! 中央駅から町の中心部へ抜ける「マリア・ルイーザ通り」を走るトランバイ(路面電車)も走れるようになり、公共交通の路線もずいぶん元に戻ってきました。
ところで、日本でもロータリー交差点的なものが見直されるようになっているとか・・・ ラウンドアバウトっていうんでしょ?信号のない、グルグルと入ってくの。でもワタシが子供の頃、ウチのホームタウン(笑)にはロータリーがあったんですヨ~。今はもう・・・ っていうか、何十年も前になくなって、普通の信号のある交差点になっちゃって久しいんだけど、いまだにあのヘンのこと「ロータリーの方に」とか「ほら、ロータリーの角」とか言っちゃいます。
もう少しでこの「スリヴニッツァ通り」の立体交差も完成!! 冬が来る前にまたひとつ便利になるソフィアです。