友人のスネージャに、そういえば最近会ってないなーと、ふと電話してみました。「今度娘のポリンカが小学校に上がったのよ~!!」 そりゃ~おめでとうございます。アタクシ実はスネージャのママとほぼ同い年!! つまりポリンカは孫くらいっつー事で!!
何か、お祝いプレゼントってないかなァ~・・・ と、リューリン区役所横の「クニジャールニッツァ」つまり文具、書籍を扱うお店へ行って見ました。すると・・・ !!
すっげー人だかり!! よくよく見てみると、ママさんたちが子供の教科書を全部束にして持っています。そのサイズと厚さの違う教科書一冊一冊にビニールのカバーを合わせて買っているのです。冊数がかなりのものになるのと、ほとんどの人は中古の、ちょっと端っこの折れて汚くなった教科書を持ってきているのとで、一人一人がかなりの時間を取ってじっくりと店員を相手に買い物をしていました。中古教科書に20レバ、カバーに5レバ・・・ っていうと、カバー代って馬鹿にならないから仕方ないのかもしれないけど、こだわって買っちゃうんだろーなー。
先日も「ヴィトシャ通りの本祭り」があってそこで新品の教科書を売っていましたが、庶民の子供たちは市場の中や写真のような出店などで売られる中古の教科書から自分の使うものを探して購入するのです。そして使い終わった教科書は同じようなお店で買い取ってくれるので手っ取り早い現金になるわけです・・・
その長蛇の列にいながら入口のところの、絵本・ドリルコーナーをぶっしょくう~♪ 何かオモシロそうななぞなぞ本や、切って動物の形を自分でつくるパズルっぽいのを見つけて手に取りました。すぐそばにいる女の子にきいてみます。「あのネ、オバさんの友人の娘が1年生になって、そのプレゼント探してるんだけど、こんなのどう? うれしいかなァ?」
そういうとそのコは、「アタシは9歳(たぶん3年生)だけど、たぶんうれしいんじゃない?」と言ってくれたのでそれにキメました。ワタシは買うものは決まっていたのでレジはすぐ。お店のおばさんに、「すごい混んでますねぇ~」というと、
「うん、新学期のこの時期はねえ~、いつもなのヨー」 でも、日本人的には、こういうのは9月15日新学期初日「以前」にやっておくことでは? ちなみにこの買い物をしたのは9月22日で、ブルガリアの祝日。ふつうはお店は休みでしょうに・・・ まさか新学期はじまってからじゃないと教科書が買えないとかあるのかなァ?
「1年生だけ教科書が無料に」、「教科書は耐水(水をこぼすから・・・)、耐油性(クッキーやシレネをこぼすから。笑)になって丈夫になった」と言う話を最近聞きましたが・・・ でもこの教科書やカバーを買う文房具やさんや書店の風景、とってもブルっぽいかも・・・ 今月いっぱいはこういうお店のかきいれ時になりそうです。
おまけ:新学期の子供たちの心を捉えて放さない、カード集め・・・ 小さいころ「ピンクレディーカード」や「プロ野球カード」集めたのを思い出します(笑) 今ブルガリアの子供たちが集めてるのは「ディズニー・ピクサーアニメのキャラ」・・・
みんな集めたカードを学校で見せっコしたり、ダブったヤツを取替えっコしたりしてるんでしょうネ。ウチの近所のカウフランドの策略に見事にハマってワタシも集めちゃってます(スーパー「ビラ」の野生動物シリーズには手出さなかったのに。笑)・・・ ただ、最近のヤツばかりで、ワタシの知ってるおなじみのねずみ、アヒル、犬は入ってないし、そしてなぜか「アナ雪」入ってないからちょっと悲しい・・・ コレクション・アルバムまで買っちゃった!! 全然アニメに関心がなさそうなおじいちゃんたちがこのアルバムを買っていくのを見るとちょっとほほえましい・・・ たぶん孫ちゃんたちにねだられたんでしょうね~