おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

すいかの蜜?それっておいしいの?

2015-09-16 19:51:31 | 食・レシピ

幼稚園のころ、「好きな食べ物、ラーメン、お寿司、すいか」となんかのパーティーのカードに書いたワタシ・・・ 冬にすいかの絵が描いてある絵本を見てしまい、「わー、すいかが食べたい!! ワーっ」と泣いてねだって困らせた、といまだにウラミがましく親から言われます・・・ でも、そういう子供はワタシの他にもきっといたはずっ!! ブルガリアにはそんな望みをかなえるためのものがある・・・ らしい・・・ それが「мед от дини」、訳すと「すいかの蜜・・・!?

すいかの蜜といってもすいかの花の周りを飛び回ったミツバチたちの採った蜂蜜のことではありません。そういえば、ブルガリアでは「松の蜜」ってあるけど、それも松の木から取れた蜂蜜じゃないもんネ。先日ニュースを見ていてはじめて知ったこのすいかの蜜、これはトブルジャ地方の特産品らしい・・・。ドブルジャ地方とはブルガリア北東部、特にドナウデルタから黒海沿いまでの地方、都市名でいうとドナウ川沿いでブルガリアからのドナウデルタ観光の入口シリストラ、カバルマ、ドブリッチから黒海沿いのリゾートバルチックあたりのこと。パンの名前で「ドブルジャ」ってのがあるくらい豊かな穀倉地帯、農業地帯のようですが、以前からロシア、トルコそしてルーマニア、ブルガリアの間で取り合いになっていた地方のこと。

このすいかの蜜作りってその地方の夏の風物詩のようですね。ソフィアの街中に山のように積まれて売られるすいかたちがこの地方から来るとすれば、この地方から出ることなくたくさんできたすいかをどうするのか、はたまた夏以外でも楽しみたいとすればどうするのか・・・ そう考えた人たちが作り始めたものなのでしょうか?

В с. Смилец показаха как се прави мед от дини

レシピはこちら!!  う~む、でも日本人のワタシとしては「フレッシュ」(搾りたてフルーツジュース)でも、「ディニャ」(=すいか)にはなかなか手が出ない。昔アメリカ人の友人がジューサーをアメリカから持参してすいかジュースをつくるのを教えてくれたけど、ジューサーがあってもすいかジュースはしなかったモンなぁ・・・ っていうか、すいか自体がジュースみたいなもんで、それをわざわざ一手間掛けてジュースにするぅ?第一、すいかジュースって需要があるの?今の技術からすれば、オレンジジュースみたいに「濃縮果汁還元100%すいかジュース」なんてのが紙パックに入って1年中売れれててもフシギじゃないだろうに、そんなモン、見たことも聞いたこともないし・・・ 夏の時期にちょっと「すいかアイス」があるくらい・・・スイカはすいかとして食べるという面からしても、カリウムを取って体を冷やすために食べるという面からしてもこうやって食べるのがすいかで、どんなに技術が発達しても真冬におこたにはいって冷え冷えのスイカを食べることは「サザエさん一家」でもやんないでしょう・・・

でも、すいかの蜜ってどこにも売ってない・・・ 松の蜜やバラのジャムはどこのスーパーにでも売ってるんだけど・・・ すいかを10kg集めてつくるのはちょっと・・・ でも、ちょっと試してみたい!! と思うすいか好きのワタシでした。

 

コメント (4)
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