んでもって、このカロフェフの近所に一泊したんですが、この辺にはいい温泉がいっぱい!! パベルバーニャやヒサリヤも有名なんですけど、ここにしてみました。カロフェルの隣町カルロヴォに隣接する小さな温泉町「バーニャ」(一般的には「カルロフスカ・バーニャ」とも呼ばれています)。なぜかというと、実は以前にあっちゃんのお母さんが遊びに来てくれた時・・・ もう何年も前だけど・・・ ここに泊まったんだよね~。ブルガリア広しと言えども母娘二代でウチに訪れるっていうのはなかなかない気がしますヨ!!
カロフェフの友人リックによると「ココの温泉地の高級ホテル”ツァルスカ・バーニャ”は外のプールも温泉水で入場料は6レバと格安だ!! 行ってみないか?」ということで皆で行ってみました。この町の公衆浴場は5時半が「ラストオーダー」(?)だけど、ここならもっとゆっくり入れるね。
その時はこの温水プールを使って子供たちのスイミングスクールが開催されていましたね~。アタクシも子供のころスイミング行ってたこともあってちょっとナツカシイ感じがしちゃいました。
ここのもう一つのウリはふつうの温泉、っていうか露天風呂・・・ たぶん源泉かけ流しの温度で、入ると熱めなのもあるけどすっごく効く~って感じで。すぐ子供たちの泳ぐもう少しうすめてある方へドボンっ!! ふ~っ!! でもゼータクな感じ・・・ 4月半ばに屋外のプールに入ってこんなに気持ちいいって!!
この新しいホテル「ツァルスカ・バーニャ」=ロイヤル・バス、この「カルロフスカ・バーニャ」の名物である「泥風呂」も併設しているようですねぇ・・・ 本家(公共のお風呂)の泥風呂は夏季限定で、男女日替わりだけど、ここのはどうなんだろう…
リックたちはここで自宅へ戻り、私たちはこのバーニャ村に一泊。以前、あっちゃんのお母さんと遊びに来たとき「ここ、超イイ~っ!」と思ったのが宿泊が安いということ。さっきのプールのあるホテルは新しくてキレイですがそれでもダブルの一部屋で一泊88レバ(≒6000円。booking.com調べ)。でもブルガリア在住10年選手のワタクシは貸し部屋を選択。実はここもあっちゃんのお母さんと泊まった同じところ。下のカフェで聞いてみます。
「あの~、あいてます?」 そこのオーナーのネデルチョおじさんは、「ああ!! まずは部屋を見てっ!」と2階に通されましたあっちゃんのお母さんたちと泊まった部屋とは同じではありませんでしたが、前よりもキレイに改装したオシャレな感じになっていて、「一人12レバだよっ!!」・・・一人850円くらい・・・激安!! 調理はできないけど皿やコップは備え付けのキッチンもありました。あ~、それなら調味料とか持ってくるんだった~っ!!
やっぱりここ、超ポイント高し!! なぜかというとこのバーニャ村の唯一の弱点は、ここの人々の生活が日暮れで終了すること。7時を回ると開いているカフェもレストランもほぼありません。食料品店で買い物して戻り、キッチンでゆっくりと食事・・・ あ~、これっていいな~。これを計算に入れて食料を買い込んで次の時は来ようっ!!
ちなみに・・・ なぜ新しい高級ホテルの名前が「ツァルスカ・バーニャ」(ロイヤル・バス)=王様のお風呂というのか・・・ その理由が朝風呂に公衆浴場に行ったときにわかりました!! 公衆浴場の壁にはこの街の温泉の歴史の写真とともにブルガリア国王「ボリス三世」がここを何度も訪れた様子が!! 自分で機関車を運転してきた? この公衆浴場、一部屋特別に王様用のお風呂が!! そのお風呂がちょうどこのホテルのすぐとなりなわけです!! そして、この王様のお風呂、入れますっ!! お二人で60レバ!! 中は大理石と金ピカっぽい・・・ どなたか、試してみます?