おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ブルガリア独立の「立役者」の街~カロフェル

2016-04-21 17:51:32 | まち歩き

いっや~…!! のほほ~んと暑くなってきた田舎くささの抜けない首都のナデジュダ区なんですが、ここへ引っ越してから初めての日本からのお客さんっ!! お母さんとも仲良くさせていただいているあっちゃん!! よく来てくれたね~っ!! すごく気候のいい時に当たったからどこ行こうかァ? そうだっ!! あっちゃんとワタクシの共通の友人のリックとマリが最近住んでるカロフェルに行こうっ!! あそこの近くには温泉もあるしね~っ!!

ムルティプラちゃんでブルガリアの山の香を満喫だ~っ!! まだ萌黄色の若葉の合間に山の自然のチェレシ(桜)の薄紅色が映えています。あ~、本当にいい季節だなァ~っ!! 山の空気はキレイでとても心地よい!!

そしてまだつぼみもついていないバラ畑を抜けていくと・・・ 着きましたっ!! カロフェルといえば「フリスト・ボテフ」の生誕地。この人の名前、ブルガリアのあらゆる町の通りや街区の名前になっています。この人物、トルコからの独立を遂げるうえで重要な役割を果たした人だそうです。さらに・・・ この街ずーと昔からトルコに対しての抵抗の拠点・・・ その昔、「カロフェル・ヴォイヴォダ」という盗賊がこの街にいて、どんなにトルコ人が攻めてきてもこの街には入れず、非戦闘員のトルコ人、たとえ商人でも用事があって来たとしても、街に入ってから出るまで手錠をかけていたとか。お~コワっ!! そういう時代だったんですかねぇ~。

街の至る所からブルガリアの「誇り」みたいなものも感じます。



市庁舎の隣にはキレイな公園&小高い丘の上にボテフ像・・・ 

さらには1月6日のヨルダノフ・デンに身も凍るような冷たい川の中に十字架を投げ込んで誰が一番に取るかを競い、そのあと男たちがホロを踊る(ムシュコ・ホロ)でも有名な所です。 

でも、この街の一番のウリは何といっても「自然」!! 「エコ・プテカ」(自然遊歩道)の入口で、このあたりで一番高い「ボテフ峰」や

その途中にある滝への登山道の入口でもあります。そしてのどかな農家の暮らし・・・ 

こんな半日しかいない私たちもそこら中にいる羊やヤギ、

馬や

ウシさんたちに「キャ~♪ カワイイーッ♪」・・・ ブルガリア在住のワタシなんて、そんなにめずらしくはないはずなんだけど、でもここ、特別動物の皆さんが近いっ!! 

「遠~くの方にいっぱい」、とか「道を横切って」じゃなく、すぐそこにゴチャッといるっていう・・・ その「ムシュコ・ホロ」のところの川のそばにもすぐに手の届きそうなところに羊たち・・・ 

でも臆病だから写真を撮ろうと近づくと逃げて行っちゃう~。

一通り散歩したらちょっと高台のレストラン「パノラマ」で遅めのランチ。ここは街の上を通る国道のわきにあるのでドライブインとしてもよく利用されていて、私たちと同時にバイク乗りのグループがドドーっ!! 懐かしい日本のバイクも・・・ 

味もオイシイ!! 

お豆のスープにはキョフテが入ってるっ!! これは初めてだ~

久しぶりにの~んびり。大きく深呼吸。ありがとう!あっちゃん来てくれて!! 

おまけ:カロフェルで見つけた東欧製オフロードバイク。なかなかアジなバイクです!!
 

コメント (5)
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