4月中はこちらが心配になるほど寒い雨の日が続きました。これがホントに春?! いつジャケットやセーターを洗ってしまおうか・・・ いやいやまだ出しておかないと・・・ と思っていたら、突然日差しの強い初夏のような日が始まりました。アチ゛ーっ!! もうセーター、カーディガンを飛び越してTシャツ タンクトップだーっ!! 街中ではもうそんな盛夏ファッションの人々であふれています。ソフィア市の中心部、セントラル・ハリの向かい、バーニャ・バシ・ジャーミヤの前の噴水も、最近掃除が終わって水が入ったと思ったら、あっという間に泳いでいる子供たちが出現!!
こんな時期美しく咲き誇る花、ライラック。濃い紫やうす紫、はたまた白(?に見える)さわやかな花が日に透けてすがすがしいですネ~。その辺に生えているものなのでみんなポキポキ折り取って、家に持って帰っているのをよく見ます。だから、手の届く範囲の木はハゲチョロケになってるものも!! 感謝もなく切り取られたライラック。みんなの家を飾るんでしょうけど、水揚げをよくして長持ちさせるために切り口を火で焼くようなことはしていないような・・・ ちなみに、4月最終週の土曜日が今年は「ツヴェトフ・デン」でした。お花の名前の人のイーメンデン(名前の日)で、これもこの季節だからなのかもしれません。
でもワタシはこのライラックが大好きで、ウチのヴホッド(入口)のところに咲くのが本当にウレシイ!! 日中に日が照ると体が一気にシャキっとするこの時期の花!! 待ち遠しかったー!! なぜかと言うと、4月の寒い雨のころ、ワタシだけでなくみーんな自律神経をやられたような、夜は眠れず、朝、頭痛と吐き気で目覚めるという症状を訴えていたからです。誰かが、「それはマグネットナ・ブーリャだよ」なんて言ってました。つまり訳すと、「磁気嵐」かな!? ドヨ~ンとしてて、ベッドから出るのがイヤなんだけど、えづきながら何とか立て直して1日のスケジュールを始めるとしばらくして平気になっちゃう、という不思議な現象。でも、どうもそんな文句を言っているのはソフィア市内の人だけらしい・・・
友人のビリーはここのところストレス過剰な状態が続きついにダウン。お医者さんから、「ソフィアから出て少し休みなさい」と言われたそうです。きっとどこか空気のきれいな山の方にでも休みに行くのでしょう・・・ そんな季節の花、ライラック。いよいよこれから約半年はブルガリアが輝く最も美しい季節になります!!
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ヴァルナでも、プレヴェンでも噴水が始まっていて、皆ベンチに座り、憩いの場になってますね。寒い時期は水を抜いていたので、寂しかったです。
日本だと噴水は出て無くても、水は張っていたので、池として楽しめました、きっと。
あぁ、確かに草木はよく切り取られていきますね。