おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

冬のタラトール?!

2009-11-03 23:40:29 | まち歩き

ずいぶんと冷え込みがきつくなったソフィア。風の冷たい日が続いていましたが、今日は朝方0度まで気温が下がり、最高気温は5度!! そしてとうとう市内でも雪が降りました!! そんな街角では、夏の間にはスイカ、そして秋口にはぶどうが山と積まれていたところにかぼちゃとキャベツが!!

ブルガリア人はかぼちゃ大好き!! ここでも冬のカロチン供給源です。が、日本のかぼちゃと比べて何とも大味、というか、甘くもホコホコもしてなくて日本の食べ方ではあんまりおいしくない・・・ それにあまりに大きくて硬すぎるので1個買うとナタでたたききらないといけないのがタイヘン・・・ ブルガリア人はこれをバーニッツァの中身に入れたり、牛乳と卵といっしょにプリンにしたり、はたまた半分や1/4をそのままオーブンで焼いて砂糖やジャムを付けて食べたりします。それからかぼちゃの種を炒ってポリポリ食べるのも大好き!!

Pumpkintarator1 そんな大きなかぼちゃが山積みで売られている横をゲオルギ(いつものゴショではない)と歩いていた所、そんないろいろな食べ方のほかにもう一つ意外な食べ方を教えてくれました。それは、なんと「タラトール」!!

「タラトール」って某「地球のXき方」のブルガリアのグルメの中にも出ている、ヨーグルトの冷たいスープ!! きゅうりにコプル(ディル)の葉、すりおろしたニンニクと、お好みでオリーブオイルやクルミが入っていて、夏の暑い、食欲が落ちるときにきゅうりの緑のさわやかさとヨーグルトでサッパリと飲めるあの冷製スープだよね?

「そうだよ! そのきゅうりの代わりにかぼちゃを使うんだ!!」と、ゲオルギ。

「まさか、温かくして飲むの?」と聞くと、さすがにそれは・・・という顔をされましたが。

「ええっ?! おいしいの?」と、半信半疑でやってみました。すでに切って売られているかぼちゃをレンデ(下ろし金)ですりおろし、 窓の外に出してあるプランターにいつの間にか(!)生えていたコプルを切って、これまたもらいもののクルミ、そしてガーリックパウダーとギリシャで買ってきたゼフティン(オリーブオイル)!! お味のほうは?

Pumpkintarator2 あれ?意外とイケる!! かえって日本のかぼちゃのように甘くないのがいいのかもしれません。そしてきゅうりだと何とも寒々しく感じる緑色がかぼちゃの黄色で何とも・・・ 部屋を温かくして冷たいスープ、てのも悪くないかも!! 日本でも手に入る材料ですのでぜひお試しください。

Wasabikasuzuke Mirin それからおまけ画像。今年もたくさん出回っている「フリャン」!! 西洋わさび、もしくはホースラディッシュ!! 日本のわさびのような緑色ではないので趣にかけるのですが、ツーンとくる辛さはなかなか!! ちょうど半年経って醸造が終わった味醂をしぼったのでその粕で「わさびの粕漬け」に挑戦!! どんな粕漬けになるかな? 漬け上がったら「なみだ巻き」にして食べてみよう!!

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7 コメント

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私、タラトールダメなんですよ・・・ (あっきん)
2009-11-03 23:46:31
私、タラトールダメなんですよ・・・
きゅうりが嫌いなので。これなら食べられそうですね。
ショプスカサラダもきゅうりよけてたべます(笑)
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あっきんさん、早速のコメントありがとうございま... (むうちえ)
2009-11-04 00:18:16
あっきんさん、早速のコメントありがとうございます。ちょうど記事を編集し終わって、コメントにお返事をしていたらもうあっきんさんからのコメントが(^ ^)/~
意外なオイシさにちょっとビックリしたカボチャのタラトールですが、残念ながらこのタラトール、店のメニューに入ってるのを見たことはないです・・・
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むうちえさん、ブルガリアの表面の色が緑色、或い... (室長)
2009-11-04 09:52:52
むうちえさん、ブルガリアの表面の色が緑色、或いは灰色の、バカでかいカボチャ、我が家では「日本風のカボチャの味」として重宝していましたよ!!
 あの1個が5kg、7kgというバカでかいカボチャですが、確かに切り分けるのには、男の力が必要なのですが、いったん切り分ければ、あとは小さく切って、ダシの素、醤油、砂糖を入れた少なめの水で、煮ればよいだけ!煮たカボチャの味は、ほぼ何の抵抗もない日本カボチャの味ですよ!!
 だから小生宅では、妻の煮てくれるカボチャが、冬の定番のおいしい料理の一つでした。
 でかくて、硬くて、包丁での切り分けには少し大変ですが、大きな鍋でどっさり煮ておけば、何日もカボチャの煮付けが楽しめます。
 なお、日本も昨日から、最高気温が15度行かないほど涼しくなり、家の中でも靴下をはくようになりました。そのくせ我が家の猫は、こたつに入りたがらず、抵抗しています。去年までなら、真っ先にこたつを選んだのに不思議です??
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こちらでははじめましてです。 (あーりー)
2009-11-04 22:55:59
こちらでははじめましてです。
楽しく読ませていただいています。

そちらはもう雪なんですね~
昨日などは日本もかなり寒くなりまして、12月の気温だとか。今日はまだ暖かいですが。

来週海外の食材をたくさん扱っているショッピングモールに出かけますので、いちどチェックしてみます!
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はじめまして。 (チャオベッラ)
2009-11-12 11:52:14
はじめまして。
偶然「ブルガリア」でヒットし、興味をそそられたので勢いで拝読しました。

去年4月末、ブルガリアに行く前に見つけていたら、いろいろ参考になっただろうなと思いながら、そうそうと相槌打ちながら楽しく読ませていただきました。

旅行記や国内外のパワースポット訪問記を書いてますのでお時間あったぜひお越しくださいね。
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「室長」様、こんにちは。 (むうちえ)
2009-11-26 15:59:58
「室長」様、こんにちは。
ということは、外がオレンジじゃないカボチャ、ということですね。店先で切られて売られているのはほとんどがオレンジのヤツなんですよね・・・ だから甘いのに当たらなかったのか・・・

あーりーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
このあと寒さは去り、日中は17度くらいまで上がる日が帰って来ました。日本と同じような感じですかね? でも明け方はぐんと冷え込みます。
ブルガリア系の食べ物、何か見つかりました?

チャオベッラさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ブルガリア、おもしろいところやキレイなところがたくさんありますよ!! 是非またおいでください!!! そちらのブログにもお邪魔させていただきます。
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むうちえさん、街角で売っているオブン焼きのカボ... (室長)
2009-11-27 12:00:08
むうちえさん、街角で売っているオブン焼きのカボチャは何の味付けもなく、不味いです。或いは、砂糖を付けて食べるようですが、やはり不味いです。
 しかし、例のでっかい灰色とか、緑色の皮のカボチャは、山積みで売られていますが(市場に出る時期は、11月から12月初めまでと思う)、出たら早速車に買い込めるだけ買うというのが生活の知恵でした。5--10kgと大きいのを、車のトランクいっぱいに5--10個も買い込みました。
 家の中のなるべく温度が低いところで、しかしマイナスには成らないところに貯蔵して、一冬楽しめます。日本風に、鍋で煮付けるべきで、他の方法では、あまりおいしくない。ゆいいつの例外は、バーニツァです。チーズ削り器で、カボチャを細かく裁断して、このカボチャはあらかじめフライパンでバター炒めにしておいて、シーレネと共にパイ生地に入れて、オブンで焼いて、おいしいカボチャ・バーニツァが作れます!!
  そういえば、日本で最近、長野産のカリンが3個安く手に入ったので、これから果実酒に挑戦します。日本のカリンは、色、形がきれいです。
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