おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

渡良瀬遊水地のコウノトリ2022

2022-04-30 13:07:36 | コウノトリ


今年も気になっていた「オバケ沼」のコウノトリたち・・・3年連続で「ひかる」君が、昨年からのパートナー「レイ」ちゃんと子育てに励んでいます。今年も去年同様、かなり早いまだ寒い季節に巣の修理をはじめ、ヒナたちがかえったようです。

でもやっぱり今年も子育て環境は厳しかったのでしょうか、3羽かえったヒナのうちの1羽はうまく育たず間引かれたらしい・・・ 寒かった時期は子供たちだけでなく親たち自身の食べ物を探すのも大変だったようですが、暖かくなって動物も増えてきたようで、田植えの始まるこの時期、トラクターの後をついてエサを探す、というブルガリアでよく見た風景が見られることもあるそうです。

急に30度近くまで気温が上がり、その次の日には16℃までしか気温が上がらず寒い・・・また1日ごとに晴れと雨が入れ替わる、なんて変な天気を繰り返す今日この頃ですが、気温がそこまで上がらずしかも雨が降らない、というロングライドには絶好(?)な日にロードちゃり子ちゃんで出かけてみました。でも、G県K市からT県の栃木市や小山市まで、渡良瀬川沿いのサイクリングロードは通らず。だってなんだか工事中のところも多いし何せ途中休憩できるコンビニがないから、なるべく直線的に走りやすそうな県道を選んで、オバケ沼に藤岡大橋側から入ります。

今までコウノトリを見に行ったときには開いていなかった「コウノトリ交流館」、今回初めて営業日にあたったので、オープンと同時に訪ねてみました。「ひかる」君は最初はデコイで遊んでいたのですが、

ここがホントに気に入ったらしく生まれ故郷の野田からお友達を連れてきました。その中に最初の奥さん「歌」ちゃん

(出身は徳島ですがその時は野田にいたらしい。いまでは「死して皮を残す」ではないですが、交流館で剥製として「羽を残し」ています・・・ちょっと悲しい・・・)、そして後添えの「レイ」ちゃん、それに後ほど触れる「カズ」君も含まれています。「交流館」の係の方によると、「(今住んでいる)巣塔に絶対に住むんだ!と心に決めていたんではないか?」とのこと・・・(ひかる君にインタビューでもしたのかな?笑) オバケ沼にコウノトリが定着したのはこの「ひかる」君によるとこ大だったんだねぇ!そしてここで「コウノトリ見守りライブカメラ」の映像が見られましたが、これ、小山市がYouTubeでも配信してるので、どこからでもライブでコウノトリ家族の様子が観察できますね!

さて、今年のオバケ沼のコウノトリたちの大きな話題が、「新しいペア誕生」。

前に述べた野田生まれの「カズ」君と、足環のつけられていない、「足環なし」ちゃんとか「わっかない」ちゃんと呼ばれているコ。アタシがいつもチェックしてる「コウノトリ市民科学」というサイトでは「U」と表示されています。名前もないし性別もわからないけど、カズ君と一緒にいるということは女の子なんでしょう。渡良瀬遊水地北エントランスからすぐに見えるところに、こちらは栃木市が建てた新しい人工巣塔(ひかる君とレイちゃんの巣があるのは小山市)をマイホームに決めたようです。今度は栃木市が「特別住民票」、発行するのかな?そうなると奥さんの名前はどう登録されるんだろう・・・?(笑) 二人で巣を居心地のよいところになるよう鋭意作業中!

1羽が時々巣の周りに降りて巣の材料を探しているようです。

多分柔らかい草を運んでるんでしょう。

はじめは巣の周りでしたが、しばらくすると・・・あれれ、なんだか人間がいる方向に少しずつ近寄ってくるよ⁈ 

「あたしのこと、写真にお撮りになるの?じゃぁ、もう少し近づいてあげようかしら?上手に撮ってねっ♡」って感じなのかなぁ・・・? そして、ふゎあ~と飛び立つと、

何と!アタシの前を飛んで、50メートルくらい先、車も通る道路からほんの数メートルのところにある大きな朽ち木(多分…岩じゃないだろうし)に着地!!

この時と同じくらいの近さ!! この時とは直線距離では同じくらい? ブルガリアでのコウノトリとの距離に匹敵するくらいの距離に飛んできてくれるなんてアタシ、感激~!! 

この朽ち木の長い枝が欲しかったのか、それともこの中に何か食べ物があるのか、しばらくここに留まってくれました。アイドルの撮影会みたい(行ったことないけど、こんな感じなのかなぁ)? でっかくて長い望遠レンズがない悲しいコンデジローディーのアタシにも撮影の機会を与えてくれました。ああぁ、こんなに近くに来てくれるなんて~!! 超ウレシい~~っ!(ってアタシのために来たんじゃないだろうけど。そう思わせといてネ!) 

写真を確認するとこのコには足環がない・・・ 野田や兵庫、徳島で人間にかかわって育ったコではないのでしょうか?人との距離感にも少しずつ慣れていってくれるといいなぁ。この新しい「アベック」(というかペア)、居心地のよい巣が完成して、そこで卵を産んでヒナをかえしカップルとして子育てをはじめるでしょうか?最初にひかる君が歌ちゃんと子育てしたのは5月もずいぶん経ってからだったから、まだまだ期待できそうですが・・・ これからも見守っていきたいです。



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