おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

クリスマス時期に、大読書市!! 「パナイル・ナ・クニギ」

2015-12-13 08:12:08 | アート・文化

5時には暗くなる今日この頃・・・ 日本だったらそこは資金力と技術力(LEDなどの最新技術?)でイルミネーションの電飾を輝かせる・・・ のでしょうが、今も昔もドビンボーなブルガリアは、大自然に逆らわず、冬は暗い・・・(笑)

この時期のお楽しみ、ソフィア市中心部にある国民文化会館(?笑。ホントは会館じゃなくて宮殿!ブルガリア語では「ナツィオナーレン・ドヴォレッツ・ナ・クルトゥーラ。НДК=NDK、エンデカと略される)でイベントがあるのです。 クリスマスコンサート&大読書市!! コンサートは多分チケットがいるのでしょうが、その建物のコンサートホールの外のところは4階まですべて、入場無料の本の見本市になります。

いろいろなところにブースができていて、ありとあらゆる本が!!

本の見本市といえば、ず~っと昔に一度、この同じエンデカで開かれていたのに行ったことがあったなァ・・・ そのときはこの建物全体ではなくホール一つだけが会場で、それも入場無料ではなかったような・・・ そしてこの時期じゃなかったなぁ。聞くところによると5月ごろとこのクリスマス時期の年2回開催されるらしい・・・ この会場の一番偉い人が変わったせい(と言う噂を聞きました・・・)か、いろいろとがめつく宣伝の機会と効果を狙っているのではないか・・・ でもまぁ、こんなイベントが大規模に開かれるのはいいことですヨね。

けっこういろいろな年齢層がいーっぱい来ています。子供からお年寄りまで・・・ 大きなリュックやお買い物用のコロコロカートなどで、1年間読む本を仕入れに来てるっぱい人も大勢!! 

写真集や絵本、

歴史書にアーティストの画集、さらには教科書や宗教書、それに聖書・・・ と多岐にわたる・・・ 一回りするだけで目が回りそう~っ!! ブースも、ジャンルやライター別もあれば、出版社ごとにあったり。そして「国際読書祭り(?)」と銘打つだけにルーマニア、マケドニア、セルビア、トルコと言った近隣の国から、スカンジナビア、そしてイランといろいろな国のブースがあったり・・・

あっ!! 日本のマンガも!! 何と、ワンピースにナルト、デスノートが並べられてます!! 

そして手にとって見ると、ブルガリア語に翻訳されてるっ!! そのブースのモミーチェ(女の子)によると、「翻訳するだけじゃなくて効果音も全部変えるのや吹き出しの中に全部言葉を入れるのが大変だった」んだって!! 確かにっ!! こりゃー大変な仕事だっ!! それに最後のページに「マンガの正しい読み方」って・・・ どの順番でコマを読んでいくのか説明してる・・・ それって日本人には当たり前みたいなことだけど、初めてマンガを手にするブルガリア人には説明が必要なことなのネェ・・・ やっぱりこれって日本の文化なんだなぁ・・・ コスプレが少しずつ浸透しているらしいソフィアの若者たちにマンガがブームになる要素は十分にありますねェ~

本を買い求めるブルガリア人はワイワイガヤガヤ!! 日本ならこういうイベントは立ち読みの人々であふれると思うんだけど、こちらはサッサと手にして買っていく人が多い・・・ 地下鉄やバスの中で本や電子書籍、タブレットを手にしている人が多いソフィア市・・・ これからもそういう光景が見れそうです

 

コメント
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