「幸せな話を聞きたいの。もう暗い話や悲しい話は聞き飽きたし、ここにいる人は幸せな話なんてする余裕ないけど、幸せな話を聞くと『あぁ、幸せって、どこかにちゃんとあるんだなぁ』って思うから」
これは震災のボランティアに行った時に、神戸の女性が私に言った言葉。
「大学生?」「出身はどこ?」「好きな人いるの?」
彼女たちのそんな質問から始まって、他愛もないおしゃべり。
周りの現状と能天気な話題のギャップに気付いて「こんな話聞いてるの、嫌じゃないですか?」と言った私に、彼女は冒頭の言葉を口にしました。
青いビニールシートで覆われた屋根・傾いた建物・ビルの壁の亀裂。
悲しい景色を見て、悲しい話を聞くたびに心が重くなってしまって、自分が幸せであることに少し罪悪感さえ感じていた私は、この言葉に少し救われて帰ってきました。
彼女たちも、幸せになってるといいなぁ。
これは震災のボランティアに行った時に、神戸の女性が私に言った言葉。
「大学生?」「出身はどこ?」「好きな人いるの?」
彼女たちのそんな質問から始まって、他愛もないおしゃべり。
周りの現状と能天気な話題のギャップに気付いて「こんな話聞いてるの、嫌じゃないですか?」と言った私に、彼女は冒頭の言葉を口にしました。
青いビニールシートで覆われた屋根・傾いた建物・ビルの壁の亀裂。
悲しい景色を見て、悲しい話を聞くたびに心が重くなってしまって、自分が幸せであることに少し罪悪感さえ感じていた私は、この言葉に少し救われて帰ってきました。
彼女たちも、幸せになってるといいなぁ。