児童書『The 39 Clues』が気になります。
『The 39 Clues』(『サーティーナインクルーズ』)とは、「39の手がかり」。
登場人物と一緒に、読んでいる読者自身が一緒に手がかりを見つけていくという「読者参加型」児童書です。
日本では「謎解きアドベンチャーブック」として書籍だけで販売されているようですが、アメリカでは書籍に付いてくるカードを集めて、インターネット上のオンラインゲームを楽しめるという、クロスメディアな児童書のようです。
なるほど、多くの子どもたちがパソコンやインターネットに触れる時代だからこそ、書籍も新しい挑戦を始めたのでしょう。
書籍離れを食い止める有効な手段かもしれないと思いつつ、パソコンを持っていない子のことやネットを使うことによるトラブルも気になるのですが、ちょっと面白そう。
さすがに、英語が読めないと英語版のサイトは楽しめないでしょうけれど、「謎解きコンテスト(暗号解読競争)」などなど日本語版でもやってます。
発売日が待ちきれなくて、買ったらすぐ読んで、暗号解読に挑戦して……、ワクワクドキドキしてる子どもたちが目に見えるようです。
執筆者が複数いるのもビックリ。
第1巻の執筆者は「パーシー・ジャクソン」シリーズのリック・ライオダン(リオーダン)。
そうそう。海外の表紙と違って、日本語版はとっても可愛いイラスト。
やっぱり日本は「Kawaii!」の国なんですねぇ。ちょっと大人が手に取るのは、恥ずかしいかなぁ。
<リンク>
・『The 39 Clues』(英語)
アメリカの出版社「Scholastic」による『The 39 Clues』公式サイト。
自分のアカウントを作ってログイン、暗号を解いて『The 39 Clues』を集めるミッションにチャレンジできるようです。
・「サーティーナインクルーズ公式サイト」
日本語版の公式サイト。(株式会社メディアファクトリー)「賞金コンテスト」もあります!