ハリー・ポッターの第1巻で登場して、有名になった錬金術師「ニコラス・フラメル」。
この『アルケミスト』シリーズでは、重要人物「ニコラ・フラメル」として登場します。
(フランス語では、「ニコラ」の方が発音として正しいみたいです)
主人公は双子の姉弟。
不死身の人物が多数登場するファンタジーです。
複数の場所のできごとが同時進行していくので読書の苦手な子ども達には難しいかもしれませんが、奥行きとスピード感のある面白さで、物語の世界にはまります。
著者は、アイルランドのファンタジー作家、マイケル・スコット。
シリーズの名前は、英語では「The Alchemyst: The Secrets of the Immortal Nicholas Flamel」。
短く、「The Alchemyst」とも呼ばれているようです。
日本語にすると「錬金術師:不死身のニコラ・フラメルの秘密」といった感じでしょうか。
全6巻のうち、原書は第5巻まで、出版されているようです。
(<追記>2013年11月最終巻6巻が日本でも発売されています!)
全6巻のそれぞれの題名は
(1)「The Alchemyst」(2007年)
日本語タイトル『錬金術師ニコラ・フラメル』
(2)「The Magician」(2008年)
日本語タイトル『魔術師ニコロ・マキャベリ』
(3)「The Sorceress」(2009年)
日本語タイトル『呪術師ペレネル・フラメル』
(4)「The Necromancer」(2010年)
日本語タイトル『死霊術師ジョン・ディー』
(5)「The Warlock」(2011年)
日本語タイトル『魔導師アブラハム』 2012年12月発売(2012.11.01追記)
(6)「The Enchantress」(2012年)
日本語タイトル『伝説の双子ソフィー&ジョシュ』 2013年11月20日発売(2013.09.29追記)
日本語版の表紙も、アメリカ版と同じデザイン。
日本で出版する際にデザインを変えるケースが多いですが、この本のデザインは素敵なので、良い選択だと思いました。
そうそう。「Titular Character」(=タイトルが示している人物)について、著者がファンサイト上で表明しているのが日本語タイトルとちょっと違っていました。
2巻はジョン・ディー博士、4巻はジョシュ・ニューマン、5巻「The Warlock」(魔法使い)はニコロ・マキャベリなのだそうです。(1・3巻は日本語タイトルどおり)
と、いうことは、6巻のタイトル「The Enchantress」(魔女)の示す人物は、主人公のもう一人ソフィー・ニューマンでしょうか。主要キャラクターの中で彼女だけが、まだ「Titular Character」になってませんものね。
毎年1冊ずつ出版されていくのがハリー・ポッターシリーズみたいだなぁと思たのですが、「最終巻(6巻)までの構想はできている」「エピローグは執筆済み」というのも、ハリー・ポッターシリーズに似ています。
シリーズがだらだらと長引かないというのも、一つの魅力ですものね。
映画化の権利はロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ氏が獲得しているようです。
「マトリックス」、「ハリー・ポッター」シリーズ、「トランスフォーマー」シリーズなどにも関わっている敏腕映画プロデューサー。どんな映画になるか、ちょっと楽しみですね。
(追記 :オーストラリアの映画会社「AMPCO films」が、マリオ・アンドレアキオ氏を監督にして映画化するという情報が出版社のホームページにありました。
「AMPCO Films acquires film rights to THE ALCHEMYST」)
<リンク>
・「The Alchemyst: The Secrets of the Immortal Nicholas Flamel」(英語)
出版社による公式ページ。ゲームもあります。
・「アルケミスト - 株式会社 理論社」
日本語版の出版社、理論社のページ。
<追記 2012.06.16>
英語版の第6巻(最終巻)「The Enchantress」、2012年5月24日にアメリカで、5月24日にイギリスで発売されたようです。日本版は、いつになるでしょう?(5巻もまだですもんね。)
6巻は、やっぱりソフィーが「Titular Character」かな?
日本語版は5巻をジョシュ、6巻をソフィーにするのじゃないかなぁと思うのですが、どうかしら?
<追記 2012.11.01>
アルケミストシリーズ第5巻「The Warlock」の日本発売が決まったようです。
日本語タイトルは、『魔導師アブラハム - アルケミスト5』。 2012年12月発売予定です。ここで「アブラハム??」と、思ったのは私だけ?
久しぶりなので、読み返さないと忘れてます。
<追記 2013.09.29>
アルケミストシリーズ第6巻(最終巻)「The Enchantress」の日本発売が決まったようです。
日本語タイトルは、『伝説の双子ソフィー&ジョシュ』。発売日は2013年11月20日。
「なるほど」というタイトルです。
そして、久しぶりに英語版の出版社のサイトをチェックしたら、Eブック(電子書籍)限定のスピンオフ小説が。
「Billy the Kid and the Vampyres of Vegas」
短編で、ページ数は56ページ。2011年の11月に出ていたみたい。
『アルケミスト』シリーズよりも前のお話になるようです。ビリー・ザ・キッドとスカアハがラスベガスを支配するバンパイアと戦う物語。これは、英語で読むしかないかなぁ?
<関連記事(追記 2014.01.15.)>
・『<アルケミスト6>伝説の双子 ソフィー&ジョシュ』 - MOONIE'S TEA ROOM
『アルケミスト』シリーズ最終巻・6巻の感想など書いてます。
この『アルケミスト』シリーズでは、重要人物「ニコラ・フラメル」として登場します。
(フランス語では、「ニコラ」の方が発音として正しいみたいです)
主人公は双子の姉弟。
不死身の人物が多数登場するファンタジーです。
複数の場所のできごとが同時進行していくので読書の苦手な子ども達には難しいかもしれませんが、奥行きとスピード感のある面白さで、物語の世界にはまります。
著者は、アイルランドのファンタジー作家、マイケル・スコット。
シリーズの名前は、英語では「The Alchemyst: The Secrets of the Immortal Nicholas Flamel」。
短く、「The Alchemyst」とも呼ばれているようです。
日本語にすると「錬金術師:不死身のニコラ・フラメルの秘密」といった感じでしょうか。
全6巻のうち、原書は第5巻まで、出版されているようです。
(<追記>2013年11月最終巻6巻が日本でも発売されています!)
全6巻のそれぞれの題名は
(1)「The Alchemyst」(2007年)
日本語タイトル『錬金術師ニコラ・フラメル』
(2)「The Magician」(2008年)
日本語タイトル『魔術師ニコロ・マキャベリ』
(3)「The Sorceress」(2009年)
日本語タイトル『呪術師ペレネル・フラメル』
(4)「The Necromancer」(2010年)
日本語タイトル『死霊術師ジョン・ディー』
(5)「The Warlock」(2011年)
日本語タイトル『魔導師アブラハム』 2012年12月発売(2012.11.01追記)
(6)「The Enchantress」(2012年)
日本語タイトル『伝説の双子ソフィー&ジョシュ』 2013年11月20日発売(2013.09.29追記)
日本語版の表紙も、アメリカ版と同じデザイン。
日本で出版する際にデザインを変えるケースが多いですが、この本のデザインは素敵なので、良い選択だと思いました。
そうそう。「Titular Character」(=タイトルが示している人物)について、著者がファンサイト上で表明しているのが日本語タイトルとちょっと違っていました。
2巻はジョン・ディー博士、4巻はジョシュ・ニューマン、5巻「The Warlock」(魔法使い)はニコロ・マキャベリなのだそうです。(1・3巻は日本語タイトルどおり)
と、いうことは、6巻のタイトル「The Enchantress」(魔女)の示す人物は、主人公のもう一人ソフィー・ニューマンでしょうか。主要キャラクターの中で彼女だけが、まだ「Titular Character」になってませんものね。
毎年1冊ずつ出版されていくのがハリー・ポッターシリーズみたいだなぁと思たのですが、「最終巻(6巻)までの構想はできている」「エピローグは執筆済み」というのも、ハリー・ポッターシリーズに似ています。
シリーズがだらだらと長引かないというのも、一つの魅力ですものね。
映画化の権利はロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ氏が獲得しているようです。
「マトリックス」、「ハリー・ポッター」シリーズ、「トランスフォーマー」シリーズなどにも関わっている敏腕映画プロデューサー。どんな映画になるか、ちょっと楽しみですね。
(追記 :オーストラリアの映画会社「AMPCO films」が、マリオ・アンドレアキオ氏を監督にして映画化するという情報が出版社のホームページにありました。
「AMPCO Films acquires film rights to THE ALCHEMYST」)
<リンク>
・「The Alchemyst: The Secrets of the Immortal Nicholas Flamel」(英語)
出版社による公式ページ。ゲームもあります。
・「アルケミスト - 株式会社 理論社」
日本語版の出版社、理論社のページ。
<追記 2012.06.16>
英語版の第6巻(最終巻)「The Enchantress」、2012年5月24日にアメリカで、5月24日にイギリスで発売されたようです。日本版は、いつになるでしょう?(5巻もまだですもんね。)
6巻は、やっぱりソフィーが「Titular Character」かな?
日本語版は5巻をジョシュ、6巻をソフィーにするのじゃないかなぁと思うのですが、どうかしら?
<追記 2012.11.01>
アルケミストシリーズ第5巻「The Warlock」の日本発売が決まったようです。
日本語タイトルは、『魔導師アブラハム - アルケミスト5』。 2012年12月発売予定です。ここで「アブラハム??」と、思ったのは私だけ?
久しぶりなので、読み返さないと忘れてます。
<追記 2013.09.29>
アルケミストシリーズ第6巻(最終巻)「The Enchantress」の日本発売が決まったようです。
日本語タイトルは、『伝説の双子ソフィー&ジョシュ』。発売日は2013年11月20日。
「なるほど」というタイトルです。
そして、久しぶりに英語版の出版社のサイトをチェックしたら、Eブック(電子書籍)限定のスピンオフ小説が。
「Billy the Kid and the Vampyres of Vegas」
短編で、ページ数は56ページ。2011年の11月に出ていたみたい。
『アルケミスト』シリーズよりも前のお話になるようです。ビリー・ザ・キッドとスカアハがラスベガスを支配するバンパイアと戦う物語。これは、英語で読むしかないかなぁ?
<関連記事(追記 2014.01.15.)>
・『<アルケミスト6>伝説の双子 ソフィー&ジョシュ』 - MOONIE'S TEA ROOM
『アルケミスト』シリーズ最終巻・6巻の感想など書いてます。