MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

2011年の『はぜかけ米』

2011年10月21日 | 料理&美味しいもの
 信州の実家から、お米が届きました。
 2011年の新米です。しかも、コンバインで収穫したのではなくて、昔懐かし天日干しの「はぜかけ米」。

 昨年定年退職した父も、今年は稲作をしている知人の稲刈りの手伝いに行き、「昔取った杵柄」で頑張ったようです。
私に、というよりも孫たちに食べさせたくて、精米してすぐ「つきたて」のお米を送ってくれたのです。

 圧力鍋で炊くと、まるで餅米みたいにもっちり・ツヤツヤ。
 つい、白ご飯だけでも食べ過ぎてしまいます。
子どもたちも「明日のお弁当、塩むすびで!」と、おおいに気に入った様子。


 「はぜかけ」というのは、信州の方言でしょうか?
 漢字では、「稲架掛け」と書くようです。(どう読んだら「はぜ」なんだろう?)
 「稲木干し」というところもあるようですね。

 「稲架」「稲木」というのは稲束を干すための木で作った枠組みで、昔は秋の田んぼには必ずあるものでした。
 もちろん稲刈りは重労働ですが、小さいころ家族で稲刈りをしたのが懐かしいです。
 稲架掛けしている大人を見ながら、刈り終えた田んぼでイナゴとりをしたり、畦でお弁当食べたり。

 小学校の「稲刈り休み」って、もうないのでしょうね。
コメント (2)
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