『廃工場のティンカー★ベル』 永嶋恵美 講談社
「廃」の字で始まる短編が6つ入っています。
どの物語もやりきれなさや切なさがあって、悩んだり迷ったりしている登場人物が出てくるのですが、後味が良い優しい物語になってます。
「さあ、これからだ」 そう思えるラストに仕上がっているからでしょうか?
著者紹介に「ドメスティック・サスペンスの旗手として活躍」と書いてあったのに「へぇ!」と驚いてしまうぐらい、人間の良いところが出ているのです。(もちろん、人間の嫌な部分もでてくるのですが)
辛さや痛みを抱えて生きている毎日の、なにげない奇跡。
気付かないで通り過ぎなくてよかったと思える出来事がある、そんな1冊です。
「廃」の字で始まる短編が6つ入っています。
どの物語もやりきれなさや切なさがあって、悩んだり迷ったりしている登場人物が出てくるのですが、後味が良い優しい物語になってます。
「さあ、これからだ」 そう思えるラストに仕上がっているからでしょうか?
著者紹介に「ドメスティック・サスペンスの旗手として活躍」と書いてあったのに「へぇ!」と驚いてしまうぐらい、人間の良いところが出ているのです。(もちろん、人間の嫌な部分もでてくるのですが)
辛さや痛みを抱えて生きている毎日の、なにげない奇跡。
気付かないで通り過ぎなくてよかったと思える出来事がある、そんな1冊です。