MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

心の成長期に読ませたい「男子」本

2012年01月25日 | BOOKS
 たまたま同じ時期に借りた2冊が、成長していく青年を描いた本でした。

『フリーター、家を買う。』有川 浩 (幻冬舎)
『神去なあなあ日常』三浦 しをん (徳間書店)

 両方とも面白い。
 そして、息子に読ませたい。(まだ少し早いかもしれないけれど)

 私が高校の進路担当とか、図書館司書教諭だったら絶対「おすすめ」とか「課題図書」にしちゃうぞ。


 自分で働いて生きていくこと。
 家族を、仲間を、そして好きな人を想うこと。
 生きていくのは楽じゃなくて、明るい未来ばかりじゃないけれど、前向きに誠実に一歩ずつ。

「高学歴・有名企業・年功序列」じゃなくたって幸せがあるんだってことが、物語で読むとすーっと心に入る気がするのは大人だけじゃないはず。
 いろいろな人生を物語の中で体験することが、心の成長期には何よりも必要なんじゃないかなぁ。

 私も自分の人生に後悔はないけれど、子どもたちには高校生ぐらいでこの2冊に出会わせてあげたいなぁ。
親である自分が、うまく人生だとか「働く」ということを伝えられる自信はないけれど、心の糧になりそうな本のリストぐらいは作ってあげられそう。
 さっそく、読書リストにメモ、メモ!
 
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