~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

メガネ

2010-09-08 22:54:57 | 日記
今朝、雲の子供達におはようを言おうと思ったら、雲は無く

今にも雨が降り出しそうな空でした。

雲の子供達も今日は大人しくしてるのかな。と思っていると

程なく雷が…そうか、雷の子もいたのかと思ったら、何だか

空の上の大騒動が想像出来て、楽しくなりました。

そして、あの大雨にも負けず、メガネを買うという夫につき合い

横浜へ行きました。ついでにメガネ屋さんでメガネを洗って

もらおうと、自分の眼鏡も持っていきました。

主人の買い物が済み、私が「このメガネの曇り、洗ってもらったら

とれますか?」と聞くと、「これは、レンズのコーティングがとれて

しまっているから無理です」との答えが返ってきました。

少しがっかりしている私を見て、主人が「もう、新しいメガネを

作ったら」と言ってくれました。

私の使っているメガネは、息子の遺品なんです。

中学生の近眼の眼鏡が、こんなおばさんの眼に合う筈がないの

ですが、どうしても壊れるまでは使いたいのです。

あの子の物を、何か一つ日常の生活の中で身につけていたい!

そんな思いから、中学生の眼鏡をかけたおばさんになっています。

主人に、もう新しいのを買ったら?と言われた時、この人も

次男も、私が息子の眼鏡をかけ続けている、その気持ちを知っていて

黙って見ていてくれたんだなーと思いました。

息子がこのメガネを買った時、メガネ屋さんがレンズを傷つけない

ようにするには、水で洗ってからティッシュで拭くんだよ。と

教えてくれ、息子はそれをちゃんと守ってました。

なのに私は、レンズのコーティングが剥がれるほど、ボロボロに

してしまいました。

「ダメだなー、お母さんは」と言われそうです。

当分、中学生のの眼鏡をかけた、中年のおばさんとなりそうです。

コメント (2)
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