魂に響く風景というものがあります。
私にとっての、その風景はハワイのボルケーノです。
地球創生の時のような、ボルケーノを見た時、なぜか確信を得た
ように、魂の帰るべきところがあると思えたのです。
多分、星野道夫さんもそれを感じていたのではないかしら…
彼の本の中に「この旅の間中、ふと気がつくと、友人のOのことを
考えています。今ここにいたらいいのになと、新しい風景に出会う
たびに思います。不慮の事故で子供を失い、深い挫折感の中にいる
Oに、深い原生林に囲まれた南東アラスカの内海を見せて
あげたいのです。」と書いていました。
どんなに言葉を尽くしても慰められない心の傷を、自然が包みこんで
くれることを、星野さんはよく知っていたのでしょう。
彼の写真は、本当に深く静かに心に響いてきます。
星野さんは「人間にとって、きっとふたつの大切な自然があるだろう。
ひとつは、日々の暮らしの中で関る身近な自然である。
そしてもうひとつは、日々の暮らしと関らない遙か遠い自然である。
そこに行く必要はない。が、そこに在ると思えるだけで心が豊かに
なる自然である。
それは僕達に想像力という豊かさを与えてくれるからだと思う。」と
記しています。
この遠い自然を、心に持つことによって私達の心はもっと豊かに
自由になるのではないかしら…
日常の生活の中で、この遙かなる遠い風景を心に描ける自分で
在りたいと思うのです。
今、こうしている時、熊は自然の闇と一体になって眠りについて
いるかもしれない…
私にとっての、その風景はハワイのボルケーノです。
地球創生の時のような、ボルケーノを見た時、なぜか確信を得た
ように、魂の帰るべきところがあると思えたのです。
多分、星野道夫さんもそれを感じていたのではないかしら…
彼の本の中に「この旅の間中、ふと気がつくと、友人のOのことを
考えています。今ここにいたらいいのになと、新しい風景に出会う
たびに思います。不慮の事故で子供を失い、深い挫折感の中にいる
Oに、深い原生林に囲まれた南東アラスカの内海を見せて
あげたいのです。」と書いていました。
どんなに言葉を尽くしても慰められない心の傷を、自然が包みこんで
くれることを、星野さんはよく知っていたのでしょう。
彼の写真は、本当に深く静かに心に響いてきます。
星野さんは「人間にとって、きっとふたつの大切な自然があるだろう。
ひとつは、日々の暮らしの中で関る身近な自然である。
そしてもうひとつは、日々の暮らしと関らない遙か遠い自然である。
そこに行く必要はない。が、そこに在ると思えるだけで心が豊かに
なる自然である。
それは僕達に想像力という豊かさを与えてくれるからだと思う。」と
記しています。
この遠い自然を、心に持つことによって私達の心はもっと豊かに
自由になるのではないかしら…
日常の生活の中で、この遙かなる遠い風景を心に描ける自分で
在りたいと思うのです。
今、こうしている時、熊は自然の闇と一体になって眠りについて
いるかもしれない…