~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

学んだことの証は…

2012-07-06 21:48:16 | 日記
「学んだことの証は、ただ一つで何かがかわること」

教育哲学者 林竹二先生のこの言葉に何年振りかで出会ったのは、

新聞の大飯原発再稼働の記事でした。

20代の頃に林竹二先生を知り、著書を読み先生の授業の映画を

何度も観に行きましたし、講演会にも行きました。

林先生は、学んだことの証を先生の授業を受けた子供たちで

見せてくれたのです。

先生の授業を受けている子供たちの目の輝きが、今でも私の脳裏に

残っています。

その林先生の言葉が原発の記事の冒頭に書いてあったのです。

なぜ?という疑問が、すぐにやっぱりという思いに変わって行った

のです。

私たちは、あの3・11の大震災により誰もが立ちどまり

今までの生き方を見つめ、これからどう進むべきかを考えた

筈です。

それは、震災から学んだことをこれからの生き方に生かして

いきたいという、思いに突き動かされてのものでした。

ところがです。国は変わっていなかったのです。

大飯原発は活断層はあるが、津波には大丈夫と…

停電が起きた場合と原発を動かした場合を計りに掛けてと

経済が優先されたのです。

学んだことの証は変わること、前に戻すことではないのです。

これだけ大きな犠牲を払っても、この国を動かす人達は

何も学んでいないのだろうか…

学んだことへの証が何も見えてきません。

広島の原爆慰霊碑に刻まれた「安らかに眠って下さい

過ちは繰り返しませぬから」という言葉が、震災に原発事故に

重なります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする