支笏湖での講演会は、あまりに盛りだくさんで何から書いてよいのか
迷ってしまいます。
支笏湖ユースの中に作られたCafeイスキアに置いてあった、雑誌の
文章が心に留まりました。
今は亡き、宮迫千鶴さんが書かれた
「青森のマザー・テレサ「初女さん」に会った」というA4の切り抜き
です。
宮迫さんは、初女さんは現代の日本人にとって「となりのトトロ」
に出て来るおばあさんのような安らぎを与えてくれる人なんだろうな
と、思っていたそうです。
トトロのおばあさんは、失われた故郷のような存在であり、
映画の中の初女さんは、「心の故郷」のような感じがあったそうです。
ところが『2泊3日の対談を通して、出会った初女さんの他者に奉仕
する人生の「信念」や「実践」、「祈り」を貫く確信の深い
生き方には、ここに一人の偉大な「マザー」がいることを
知らされたのである。
現代という時代は女性がいつまでも「女」で有り続けることを
よしとする風潮がある。
だがそのぶん、多くの女性はどのようにして「母」になっていいのか
迷っている時代でもある。
初女さんの魅力は「母」なるものの力であり、母性の根源としての
「受容性の発揮」を、長年の他者への奉仕活動を通して実践
しているところから、おのずと生まれているものである。
以後、私はひそかに初女さんのことを「青森のマザーテレサ」と
呼んでいるのだが、対談本、楽しみにしてください。』
と、言う言葉で結ばれた、この切り抜きは相当古いものでした。
もしかしたら、初女先生をマザー・テレサと言ったのは宮迫さんが
最初かもしれないと思えました。
この短い文章の中で、これだけ深く初女先生を語った文章に
私は初めて出会いました。
宮迫さんが鳴らした鐘が、私の心に響き渡りました。
迷ってしまいます。
支笏湖ユースの中に作られたCafeイスキアに置いてあった、雑誌の
文章が心に留まりました。
今は亡き、宮迫千鶴さんが書かれた
「青森のマザー・テレサ「初女さん」に会った」というA4の切り抜き
です。
宮迫さんは、初女さんは現代の日本人にとって「となりのトトロ」
に出て来るおばあさんのような安らぎを与えてくれる人なんだろうな
と、思っていたそうです。
トトロのおばあさんは、失われた故郷のような存在であり、
映画の中の初女さんは、「心の故郷」のような感じがあったそうです。
ところが『2泊3日の対談を通して、出会った初女さんの他者に奉仕
する人生の「信念」や「実践」、「祈り」を貫く確信の深い
生き方には、ここに一人の偉大な「マザー」がいることを
知らされたのである。
現代という時代は女性がいつまでも「女」で有り続けることを
よしとする風潮がある。
だがそのぶん、多くの女性はどのようにして「母」になっていいのか
迷っている時代でもある。
初女さんの魅力は「母」なるものの力であり、母性の根源としての
「受容性の発揮」を、長年の他者への奉仕活動を通して実践
しているところから、おのずと生まれているものである。
以後、私はひそかに初女さんのことを「青森のマザーテレサ」と
呼んでいるのだが、対談本、楽しみにしてください。』
と、言う言葉で結ばれた、この切り抜きは相当古いものでした。
もしかしたら、初女先生をマザー・テレサと言ったのは宮迫さんが
最初かもしれないと思えました。
この短い文章の中で、これだけ深く初女先生を語った文章に
私は初めて出会いました。
宮迫さんが鳴らした鐘が、私の心に響き渡りました。