初女先生は、子どもの頃お母さんに「急がないでゆっくり
やりなさい」と言われたそうです。
先生の丁寧さは、そこから来ているのでしょうか…
先生が、お菓子の包装紙のしわをのばして丁寧に
たたんでいるお姿を見た時、自分が恥ずかしく
なりました。
子育てを振り返ってみても、どれだけ急いでと
言ってきたことか…
途中で反省して、ゆっくりとなんて言い出し
ましたが、心の中は「急いで、急いで」でした。
先生は、「子どもは人の役に立つことを
したいのです。お手伝いを通して、人のお役に
立てると感じられのではないでしょうか。
人は人の役に立つために生れてくると言います
から」と言われています。
お手伝いということが、こんなに深い意味が
あったとは…
随分と親の都合と主観で子育てしていたなーと
今さらながら反省してます。
先生の言われている「小さいと思っている
ところに大きなものがあります」という思いを
いつも心に持っていなければと、思いました。
子育て卒業と思っていたところで、大切な
気づきを頂きました。
親になりきれない内に、子どもは親を超えて
行ってしまうものなんですね…