北海道で行方不明になっていた大和君が、無事保護
された時には、奇跡が起こったと思いました。
でも、この奇跡は大和君の信じるチカラも大きかったと
思いました。
大和君がたどり着いた自衛隊の演習場は、電気が
なく灯りも暖房もなく、あったのは水道とマットだけ
真っ暗な中で、大和君はお父さん、お母さんが
絶対に迎えに来ると信じていたといいます。
この信じる心が、7歳に大和君を支えたのだと
思います。
信じるとは、こういうことなんですね。
私たちは、信じながら払拭できない不安に
揺れてしまいます。
初女先生は、『神さまを信じるのは、お母さんを信じる
のと同じです』と言われています。
子供は、自分が生まれたときのことなど覚えて
いません。それなのに、いつも側にいて養い、
世話をし、守ってくれている母親を前面的に
「信じて」、「お母さん」って呼びます。
神さまを信じるとは、そういうことなのだと
女学校のときにシスターから教えて頂いたと
書いています。
大和君が重なります。
講演会の準備をしていると、不安で心が折れそうに
なることがありますが、暗闇で親を待ち続けた
大和君の信じる心を思い描き、不安を吹き飛ばして
行きます~
頑張りま~す!
みんな来てね~