女優の小雪さんのインタビューが新聞に載って
ました。
小雪さんは、5歳から玄米にゴマ塩をかけ
梅干、味噌汁、煮物、おやつは小魚という食事で
育ったそうです。
そのおかげで、とても丈夫だそうです。
3人のお子さんにも、日本の伝統食を取り入れて
いるそうです。
小雪さんは、「子ども達の体にお母さんの常在菌を
たくさん入れて免疫力を高めてあげたいので
素手で5種類の味噌を作り、おむすびも素手で
握ります。除菌重視の世の中ですが、人の体を
守ってくれる常在菌の働きがとても大事だと
思います。」と言われてました。
素手で味噌を作るのも、おむすびを結ぶのも
当たり前と思っていたら、今の人はラップで
おむすびを結ぶのが常識のようです。
素手は汚いと思っているようです。
初女さんのおむすびを結ぶ姿を見ていた
整体の先生が「おむすびを握る時、指を使って
握らない、たなごころで包むように、優しく
握ってました。手のひらからは人間の『気』
が出ますから、それがお米に伝わっておいしくなる。
初女さんのおむすびがおいしいコツは、
そこなんですね…」と言われたそうです。
初女さんも『最近では食べ物だけに限らず
何ごとにも「手をかける」ことが少なくなって
きました。しかし私は「手」を通して伝わることは
たくさんあると思います。
誰にでもできるおむすびでも、完全にお米との
接し方や作り方を自分のものにした時、
深いところで通じる気づきと出会えるはずだと
思っております。』と書かれています。
おむすびは、やっぱり奥が深いです。