おむすび講習会に来て下さる殆どの方が、
初女さんに出会ってない方で、「生きているうちに
お会いしたかった~」と、口々に言われます。
私は、初女さんを知った時が初女さんとの出会い
だと思っているので、今出会えたのよ!と
言ってしまいます。
おむすびを通して、初女さんの丁寧な生き方を
感じてもらえたら、それも出会いだと思うのです。
初女さんは、ひとり一人の中に”森のイスキア”が
宿っていると言われてました。
イスキアを訪れた若い人が、とても嬉しいことを
言ってくれたと、本に記しています。
「映画を観た時は、初女さんのような生活は
豊かな自然に恵まれているから可能なのだと
思っていました。
でも、そうではないんですね。私が暮らしてる
『いま・ここ』を”イスキア”にすることも
できるんですね」
心に響く言葉です。初女さんの嬉しさが伝わって
来るようです。
初女さんは「幸せも安らぎも、どこか遠くに
求めるものではないと思います。
いまに満足できることが本当の豊かさで
あるように、大切なのは「いま・ここ」を
生きることなのです。
いまを丁寧に生きていると、いまが明日につづき、
希望や夢につながっていきます。
そして自然と、望ましい未来が開けてくると
私は思います。」と書かれています。
初女さんは「いま、ここが天国」と言われて
ました。
森のイスキアも天国も、いま、ここに
私たちの中にあるのですね。