昨日、初女先生がご縁で知り合った方から、
久し振りのお電話がありました。
その方が、「今晩のNHKの番組に私の茶事の先生が
出るので観てください」と言われたのです。
茶の湯のことは、何も分らない私です。
茶事が何かも分らず、時間になりテレビのチャンネルを
つけると、半澤 鶴子さんが画面にが映し出された時
70歳の半澤さんの目の輝きに、びっくりしました。
半澤さんは車に茶事の道具を積んで、一人で
運転して茶事の全国行脚を始めたのです。
途中、野宿もしていました。
半澤さんは、幼くして父を亡くし、母も半澤さんを
置いて出て行き、親戚のうちに預けられ、
中学を出てすぐに働き、言葉に出来ない苦労を
重ねた方だと思いました。
そして、40歳にしてお茶の世界に入られたようです。
全国行脚の最中に癌がわかり、手術をした時に
細胞が生きよう、生きようと励ましのリズムを
感じたと言われていました。
初女先生も十代で胸を病み、長い闘病生活の時に
「生きよう 生きよう」と思っていたそうです。
半澤さんが70歳で茶事の行脚を始め、初女先生も
また、70歳で森のイスキアを始めたのです。
半澤さんの生き方に、初女先生が重なりました。
「ありのままの全てを受け入れる中に答えがある」
「不都合をいとわないで、やり続けていると
神さまがお知恵を授けてくれる」
いづれも半澤さんの言葉です。
半澤さんは、一期一会に心を尽くされていました。
何もない雪の上に茶事の場所を設え、
丁寧にお料理を作り、お茶をたてる…
茶事に呼ばれた高校生が、お料理を口にした時
思わず言った「美味しい」は、体の細胞からの
感動の言葉のようでした。
彼女達が、社会に出て辛いことがあったときに
この日の茶事を思い出したら、乗り越えられる
だろうなと、思いました。
生き方が美しい方だと思いました。
いつかお会いしてみたいです。
半澤さんのお姿を観ていたら、初女先生に
無性に会いたくなって、涙が溢れてしまいました。
21日の夜中の0時に再放送があるようです。
是非録画して観てください(Eテレです)http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259531/index.html
半沢さんですか。あんな茶人がいたとは。
裏も表も三角ピラミッド、お点前進めばお金もかかる・・茶事の本筋より他に気を遣う、
そんな世界と無縁の茶事か、と
ひとりテレビに釘付けでした。
すごい方ですよね。
70歳であんなに目が輝いている人って見たことないかもしれません。
半澤さんという人に感動しました。
本来の茶事とは、ああいうものなのでしょうか
再放送でもう一度、半澤さんとお会いしたいです。
今でも心にくっきりと残っています。
初女先生は、感謝の心が目の輝きとなると、言われていたと思います。
半澤さんの目の輝き、素晴らしいものがありましたよね。
本当に、謙虚に誠実に生きたいと、私も思いました
随分前のブログを読んで下さったんですね。
嬉しいです!
半澤さんのホームページに予定が載ってました。
senshodohori.com/saryou/turu.htm
本もでてます。
私もお会いしたいです。
ブログを読んで下さって有難うございます。本当に嬉しいです。