~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

あと1カ月

2013-10-16 21:49:49 | 日記
来月の今日は三浦海岸で、初女先生の講演会をやっているのです。

今日は、講演会で上映するDVDが送られてきました。

まだまだ先だと思っていたのに、時間だけが駆け足で通り過ぎて

行くようです。

講演会を主催していて思う事は、参加される方は皆さん初女先生に

会いたくて会いたくて来られるのですが、その時の演題によって

不思議とそれを求めている方が集まるということ…

去年は「今を生きる」で、本当にこれからの生き方を探している方が

多かったのですが、今年は「おむすびの祈り」なので、おむすびに

思いを寄せる方が多いようです。

(去年もおむすび講習はあったのですが…)

定員が一杯になり、他の講演会をお伝えしても、おむすびが

やりたいんです。と言われるのです。

演題が変わっても、先生の伝えたいことは一貫しているのですが

集まる方は、演題によって必要な方が引き寄せられているようです。

私たちスタッフも、おむすびにぴったりの美味しいご飯を

炊けるよう、最大限努力しようと思っています。

当日は、先生の92歳のお祝いもしたいと思っています。

三浦半島の片田舎の民宿に、遠く九州からも来て下さいます。

心を込めてお迎えしたいです。

「心を掛けることは、時間をかけること」と言われていた

初女先生のお言葉を胸に、心響く集いとなることを祈りながら

準備をしよう!

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秋刀魚の季節に

2013-10-15 23:25:47 | 日記
秋刀魚が魚屋さんの店頭に並び、秋刀魚の季節を感じると

ふと、淋しくなることがあります。

職場の所長さんのお友達が、この季節になるといつも秋刀魚を

たくさん送ってきてくれ、私達はそのお福分けを頂くのです。

それが、あの3・11から途絶えてしまったのです。

所長さんは、「新聞に載った死亡や行方不明者には名前が

なかったから、きっと元気だと思うの。

私の住所や電話番号が分からなくなったのよ。」と言ってました。

そうか、あの震災の中でアドレス帳や携帯も失くしてしまったって

ことも、有り得るもの…

きっと、そうだ、そうなんだ!

最悪のことを想像していたけれど、ぽっと希望の灯りが

ともりました。

けれども、秋刀魚の季節が来ると、あの気仙沼の秋刀魚を

思い出してしまうのです。

連絡のとれることを祈りつつ、今年も魚屋さんの秋刀魚を

買いました。

ほろ苦い秋刀魚の味が、ちょっと淋しい私の秋の味と

なりました。

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出会いと別れ

2013-10-14 22:22:39 | 日記
友達のご主人が突然亡くなり、今日はお通夜に行って来ました。

つくづく人生って、出会いと別れなんだなと思いました。

ある日、突然やってくる別れは、受け入れるすべもなく

事だけが進んで行きます。

目の前で起きている事の方がリアリティーがなく、すべて夢なんだ

と言われたほうが現実的のような気がしました。

私の息子も朝元気に学校に行き、次に会った時は脳死状態でした。

周りの人に、突然の死はどんなに大変かと言われましたが

それも分かりませんでした。

今日、ご主人を失った友達を見て、突然の死の過酷さを

改めて感じました。

初女先生の息子さんも突然の死でした。

突然の死が与えられる訳は何?…この問いを自分自身に

何度も問い掛けてきました。

何年も苦しみ、やっと息子の生も死も与えられたものだと

思えるようになりました。

初女先生にそのことを話すと

「そこまで来るまで、どんなに苦しんだことか」と

言われました。

お通夜で、突然旅立った父親に途方にくれてい子どもたち

自分の悲しみを後回しにして、動いている母親

人生は、出会いと別れ

わかっているけれど、わかっていない突然の別れ…

先週、2回も黄色い蝶々を見ました。

僕はここにいるよ!と息子が言いに来たのだろうか…

別れてはいないと…
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想像すること

2013-10-13 23:54:48 | 日記
私の知り合いが、「最近、新聞もニュースも見る気がしない。

いつも人が殺されたことが載っている」と言ってました。

オリンピックのプレゼンテーションで、都知事が「東京は世界一

安全な都市です。」と、言っていたような…

あれは、首相の原発のことと同じで大見栄を切ったのでしょうか…

平和なはずのこの国で、無残に人のいのちが断たれて行きます。

テレビに映し出される映像を、私達は、子供達にどう説明すれば

よいのでしょうか…

随分前ですが、ダライ・ラマのお話を聴きに行った時、

あるお母さんが、「テレビの無残な映像を、何と子供に話したら

いいだろうか(あまり昔ではっきり覚えていませんが)」という

ような質問をした時、ダライ・ラマが「子供には心温まることを

伝え、思いやりの心を育てて欲しい」と、そんなお答えを

されたように覚えています。

想像力とは、人間に与えられた神様からの贈り物だと思います。

他人のことは、誰も分からないけれど、想像することは出来ます。

他者を思いやる、そのことがあまりにも欠落している今を

感じます。

こんなことを思っていたら、以前書き留めていた言葉に

出会いました。

(もしかしたら、ここにも書いたかもしれませんが…)

 「たとえ親であっても、子どもの心の痛みさえ

  本当に分かち合うことはできないのではないか

  ただひとつできることは、いつまでも見守ってあげると

  いうことだけだ

  その限界を知った時 なぜかたまらなく子どもが愛おしく

  なってくる

  人間の持つ哀しみと悠久なる自然

  寄せては返す波の調べに 人の心が静まるのは

  私たちの身体のどこかに 遠い海辺の記憶が

  のこっているからだろう」 
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食はいのち

2013-10-12 23:40:57 | 日記
テレビで、是枝監督と姜尚中さん対談の番組がありました。

「家族」を撮る是枝監督と「家族」を書く姜尚中さん

家族とはなんであろう…

山田洋二監督が描く「寅さん」は、根なし草のようであっても

帰る場所を持った人です。

その帰る場所が、いつでも寅さんを迎え入れる人達の温かさが

観ている私たち心を、ぽっと温かくしてくれました。

是枝監督は、帰って行く場所のない人間を描いているそうです。

寅さんのような人物が、生きていけた昭和という時代と違い

今は、帰る場所を持たない人が多くを占めているように

思います。

寅さんの世界が描く家族は、現実とは遠く離れたものになって

きています。

昔の大家族と違い、核家族の中での子育ての難しさ…

すべてを家族に押し付けるのは、家族を追い込んで行くことに

繋がります。

家族のあり方が、多様になっていく時にきているのかも

しれません。

でも、どんな時代が訪れようとも、「食」を中心に置いて

その「食」を大切にしていけば、間違ったことには

ならないと、私は信じています。

人は食べないと生きていけないのですから…

生きることを支えているのが「食」そのものなのですから

初女先生の「食はいのち」が、今私たちに問われているのだと

思います。

初女先生が「食べることをちゃんとしていると、人は帰って

来るの」と言われていたことを思い出しました。

家族という枠を超え、「食」によって繋がっていける!

そんな時代でもあるのかもしれません。







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心響く言葉

2013-10-10 22:57:21 | 日記
講演会のプログラムに、今年もスタッフが選んだ初女先生の

お言葉を載せようと思い、心響いた言葉を持ち寄りました。

それぞれが、色々な本から持ってきたのに、並べてみると

何か人生のテーマが響いてくるというか、すべてが繋がっているの

です。

どこを切り取っても、先生の生き方が見えて来るようです。

去年も同じ様にしてプログラムを作ったのですが、去年の言葉を

選んだ自分と、今年の言葉を選んだ自分の違いを感じています。

初女先生の本は、読むたびに違った気づきを頂けるのです。

講演会のお申し込みを受けていた時、十年以上前に読んだ

初女先生の本が忘れられず、申し込んで来られた方がいます。

心の深い処に響く言葉とは、何年たっても気づかないところで

自分を支えてくれているのかもしれません。

スタッフの皆が選んだ言葉が、今 私の心に静かに静かに

響いています。

先生の言葉に、スタッフの思いに支えられている自分がいます。

素敵なプログラムになりそうです。

言葉が繋がり、心がより深く繋がって行くようです。
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大丈夫のチカラ

2013-10-08 21:15:43 | 日記
昨日、「鶴瓶の家族に乾杯」を観てぐっときました。

美味しいハーブソルトの作り主を訪ねて行くと、優しそうな女性が

鶴瓶さんを出迎えてくれました。

そして、暫らくすると鶴瓶さんのファンだという、その女性の

お母さんが帰ってきて、そこに本物の鶴瓶さんがいるので、

びっくり!という、よくある流れで進んだのですが、

その女性のご主人がカメラマンで、40歳の時に亡くなったと

言うのです。

心臓が悪い ご主人の余命宣告を受け泣きながら帰って来たら、

お母さんが「大丈夫」と言ったそうです。

その時、子供は2歳5歳8歳だったそうですが

お母さんの「大丈夫」に支えられ、今まできましたと、

言うのです。

小さかった子供達は、今は3人とも大学生で、なんと2人が

東大に通っているそうです。

子供達は一度も淋しいと思ったことはないと言っていました。

一番大変な時に言われた、お母さんの「大丈夫」

私は、これ程力強い「大丈夫」には初めて出会ったと思いました。

私は困ったことがあると、直ぐに子供に「どうしよう」と

言ってしまうのですが、母親の「大丈夫」は一生を支える

チカラがあるんですね。

「大丈夫」って、本当に素晴らしい言葉だと思うのですが、

こういう「大丈夫」を言える母親って、凄いなー

私は、まだまだです。

一生を支える「大丈夫」は、まだまだ言えそうにありません。

「鶴瓶の家族に乾杯」、素晴らしい家族に会わせてくれました。

「家族」に、「大丈夫」に乾杯!



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出し尽くす

2013-10-07 21:53:29 | 日記
講演会まで一ヶ月ちょっとになりました。

宿泊の講演会は準備が大変です。

3年前初めてやった時は、終わった後腰が砕けた様にへろへろに

なってしまい、腕も上がらなくなってしまいました。

本当に情けない話ですが…でも初女先生の本に

「出し尽くすということは、尊いことですよ。惜しみなく

すべての力を出し尽くせば、かならず新しい何かが入ってきます

からね。」と書いてありました。

そして、余分な水を加えず、なべの中で自分の水だけで

おいしくなっていく野菜が、とてもいとおしく感じられ

がんばってと、こころの中で応援したくなりました。と…

全てを出し尽くすと、何も無くなってしまうのでなく、逆に

新しい何かが入ってくるなんて!このことを知ったら

力の出し惜しみなんて出来ませんね。

昨日は、ダウンしてしまいましたが、今日はバリバリ元気!

初女先生のお言葉と、スタッフからのやる気満載メールに

力をもらいました。

北海道の雪のイスキアのHさんからは、泊りはやっぱり

いいよーと、やり遂げたばかりの熱い思いが電話の

向こうからダイレクトに伝わってきました。

私は、初女先生に「去年の反省は生かします。ご飯もみんなで

1升炊いて練習します!」なんて宣言してしまいました。

そしたら昨日、先生が「いのちをいただく」を送って

下さったとのこと…

がんばりまーす!


     いのちをいただく

  今朝もふっくらおいしそうに炊き上がった

  ごはんが輝いている

  一粒一粒が呼吸している
   
  毎日はおろか何十年も

  食べているのに飽きもせず

  たべるたび新鮮な気持ちで

  味わえる幸せをかみしめて

  今日も感謝で生きる

              佐藤 初女   
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ご飯への思い

2013-10-05 22:13:40 | 日記
今日はスタッフ会議でした。

丁度、お昼にかかってしまうので、おむすびとおはぎを作ったら

私が遅刻するという、とんでもないことになってしまいました。

片方の鍋で小豆を炊き、もう一方でご飯を炊いていたら、

訳が分からなくなってしまいました。まだまだ、ダメ主婦です。

講演会に向けての話し合いで、やっぱり一番力が入るのが

おむすび談義です。

そして、そのご飯の扱いについて熱く語る私たちでした。

ご飯でこんな真剣に語り合うなんて、他にいないよねと。

初女先生が、「おむすびはご飯の炊き方よ」と言われていたのが

いつも頭にあるので…

そしてやっぱり、1升のご飯を炊いてみようということ

になりました。

参加される方のおむすびへの思いに、いいかげんなことでは

応えられません。

勿論、水加減も初女先生が見て下さるのですが、心を結ぶ

おむすびは、心を尽くし準備をしなければと思いました。

初女先生の動の祈りの行動は、これ以上出来ないという

ところまでされています。

だから、心に響くのです。

92歳(先日92歳になられました)の先生の行動を

見ていると、大変!なんて言ってられません。

心を尽くせば、その心が届きそのことが実感できるのが

宿泊の講演会なのですから…

初女先生に、参加された皆さんに、「やっぱり泊りは

深いよねー」と言って頂ける講演会にするために

動の祈りの実行の時です。

頑張りまーす!
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共に食すること

2013-10-04 22:00:30 | 日記
初女先生の宿泊の講演会も、今度の11月で3回目を迎えます。

その前2回は、ホールでの講演会でした。

宿泊の講演会で出会った人達の中には、今でも交流している人が

何人もいます。

相部屋で、初めて出会ったのに昔からの知り合いのようなのと

言われる方が本当に多いのです。

やはり、初女先生のもとに集ってきた人達だから、自然と

響き合うものを持っているのでしょうか…

先生のお言葉『 「共に食すること」は「共に在ること」を

実感し合う体験。

共に食べることによって、深い絆が結ばれていくのです。』が

心に浮かびます。

宿泊の講演会はこのことの実践なんですね。きっと…

どんな出会いが待っているか楽しみです。

明日は、スタッフ会議。

心を込めて一つひとつ準備をしていこう

私達もまた、深い絆で結ばれていくために…
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