~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

沈む季節に…

2013-10-21 11:39:43 | 日記
息子の命日が近づいて来たので、祭壇に飾ってある

野球のアンダーシャツや、3回忌の時に同級生が贈ってくれた

「YAMASAI」のネームが入ったヤンキーズ(松井のファンだったので)

のユニフォームや、クラスTシャツを手洗いしました。

野球部にいた時は、汚れがひどく手洗いしないと落ちなかった

ことがふと思い出され、そうしたら訳もなく涙が

溢れてしまいました。

何年たってもこの時期はダメになります。

今年で13年目に入ります。

あの子を育てた年数と、あの子が逝ってしまった年数が同じに

なってしまいました。

13年、長いのか短いのかも分かりません。

ただ、深い深い時間でした。

たくさんの出会いを息子は、与えてくれました。

今、こうして初女先生の講演会の準備をしていることも

息子からのプレゼントだと思います。

亡くなった者は、生きてる人を励まし、生き続けてほしいと

心から願っていると言います。

姜尚中さんの息子さんが遺した「生きとし生けるもの

末永く元気で」という言葉は、先に逝った者たちの魂の言葉

なのかもしれません。

悲しみは、何年たっても歴然とあります。

ただ、悲しみが悲しみで終わっていないことも確かです。

私の中にある沈む季節…

悲しみの中で息子と対峙する…これもまた生きているって

ことかもしれません。





コメント
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