これも、ジョバンニとカムパネルラと同時期に描いた絵です。絵の中ではゆきしろちゃんは茶色の髪、ばらべにちゃんは金髪になってますが。
もうおわかりの方もいらっしゃると思いますが、今回は、グリム童話の再話に挑戦してみました。けれども、てんこ的な味付けが濃くて、半分は創作みたいなものになってしまいましたが。原作がどんなものか知りたい方は、どうか各自で検索して調べてみてください。どうも、いまだにわたし、リンクの仕方がわかっていないもので。いや、ただ面倒くさいだけなんですが。
原作を読んでみると、違いがよくわかると思います。少々論語的というか、説教くさくなるのは、わたしの長所と思っています。
まあ、要するにこのお話は、いろいろ悪いことばっかりして、女の子を馬鹿にしてばっかりいる意地悪な男性(小人)が、心正しく、強く、女の子にもやさしい男性(熊、王子)にやっつけられて、女の子は無事に、やさしい王子様と結婚すると言う、とてもすてきな、おとぎ話です。
まあその、現実は、本当に苦しかったから、こんなおとぎ話ができたんじゃないかなあって、思います。昔から、女の子には、本当に苦労が多かったから。
ゆきしろも、ばらべにも、かわいくて、勉強も真面目にして、おかあさんのお手伝いもちゃんとしている、いい女の子。熊に姿を変えられ王子が、お嫁さんにしたいと思ったのも無理はないというもの。
今の世間では、いろいろ、物事に対して斜めに構えたり、乱暴に持論をぶつけ合ったり、時に支配的な態度で物事を強引に運んだりすることが、何となくかっこいいかのようなことが、よくありますけれども。わたしは、物事にはまっすぐに、きれいに打ちこむのが好きだ。まあ、簡単に言えば、まじめで正直というだけなのですけど。
そういうのが、いちばんいいと思うのですけどね。むずかしいのは、今の時代、嘘というのは、本当に進化していると言うか、物事がとても上手にやれて、まことにうまく、真実に化けることができるということだ。
ほんとうのほんとと、ほんとうのまねをしたうそは、どうちがうでしょう。そこに、愛があるかどうかですね。