「竜」の編にでてきた、ドラゴン・スナイダーです。色がないからわかりませんが、髪は黒く眼は青い。なかなかの好青年というか、よい少年です。年齢は十七~八歳というところでしょうか。
日本では「竜」なんて名前、よくあるでしょうが、欧米世界では、ドラゴンなんて名前、珍しいというか、絶対いないような気がしますね。まあ、現実に、タイガーという人もヴィーナスという名の人もいるので、多分こんな名前もあっていいだろうと、名づけました。そしたらすごくかっこいい少年になりました。カラテの有段者らしいです。名前負けしてませんね。
欧米世界では、ピーターとかジョンとか、聖書に由来するヘブライ語源の名前が多いように思いますけど、ギリシア神話系の名前をつける人もたくさんいるのかな。そういえばダイアナはローマ神話の月の女神でしたっけ。あ、エルキュール・ポアロのエルキュールはヘラクレスのことだ。ジェニファーという名は、アーサー王の妃グィネヴィアがもとらしい。
ドラゴンは、ゲルマン神話や黙示録などに出て来るドラゴンじゃないですね。多分東洋系のドラゴンだ。お父さんは外国の人といろいろ話をする機会も多かったので、そこらへんの教養もあったと思われます。
彼の正体が誰なのかは、皆さんわかると思います。さて、彼は地球上でこれから何をやっていくんでしょうか。アーヴィン・ハットンの存在も気になりますが…
でもそろそろ、本当に物語も終わりに近い。後は皆さんでいろいろ考えてください。