今回は男性をテーマにした絵を並べてみました。最初は、かなりすてきな男性の絵を集めようとしたんですが、なかなかに気に入った絵が見つからず、少し視点を変えて、おもしろいことをしてみようと考えました。解説はあまりいたしません。絵を見て、考えてみてください。
先ず冒頭の絵は、「ルイ14世の肖像」
イアサント・リゴー、17-18世紀、フランス、バロック
豪奢で立派な衣装ですね。
「サン・ベルナール峠を越えるボナパルト」
ジャック・ルイ・ダヴィッド、18-19世紀、フランス、新古典主義
すごくかっこいいですね。
「バベルの塔」
ピーテル・ブリューゲル、16世紀、フランドル、北方ルネサンス
小さいけど、一応画面の隅あたりに男性の集団が描かれています。
「霧の海をながめるさすらい人」
カスパル・ダーヴィト・フリードリヒ、18-19世紀、ドイツ、ロマン派
この人は、何を見ているんでしょう?なんでこんなとこにいるんでしょう?
「放蕩息子」
ヒエロニムス・ボス、15-16世紀、ネーデルラント、ゴシック
これは聖書の「ルカの福音書」にある「放蕩息子の帰還」というたとえ話が元になっています。説明するのは面倒なので、興味のある人は検索して調べてみてください。
いかがでしたか? 何か感じるところはあったでしょうか。