ミケランジェロ・ブォナローティ、16世紀イタリア、盛期ルネサンス。
実際男のやってきたことというのは、自分よりいい男を殺すこと、好きな女をいじめること、の二つにつきる。これが馬鹿というものなのである。人類の作り上げてきた文明というものは、この二つをごまかすために発生したといっても過言ではない。そしてそれは神の作り上げた地球という世界をかなり痛めつけたのである。
アダムの創造を、すばらしいものにするためには、これからの男が、すばらしいことをやりすぎるほどやらねばならない。そして何も求めてはならない。
愛のみによって、愛のために死に、闇に葬られても何も言わない男が、人類の男を救うだろう。