NHKで毎週木曜に放送されている「地球イチバン」という番組、地球上の珍しい地域などを俳優が訪れレポートするのだが、今日は「世界一のシンプルライフ」というタイトルで、タンザニアの林の中で太古の暮らしを営む人々が紹介されていた。
物は持たず、彼らの頭にある時間軸は今日と明日くらいで、1週間、1ヵ月、1年といった将来という観念が無い。勿論、年齢という考え方も無い。
そして、いつまでに何かをするということを一切考える必要が無いのである。当然、将来への不安や悩みというものも全く存在しない。
太陽が昇れば狩をして、日が沈めば寝るの繰り返しである。
そして、狩で射止めた物は皆で平等に分け与える。獲物が獲れなくなると、「全財産」を背負って、獲物が豊富な場所に全員で引越しをする。
「全財産」といってもこれだけ。
鍋・しゃもじ、僅かな衣類、弓と矢、保存食のバオバブの実だけである。
薬は自然に生えている薬草で代用し、照明器具は目がいいので不要、地図は頭の中に入っているのでこれも不要。
このような生活をしたいとは思わないし、別に良いとも思わないが、番組を観終わって、人間は最低限の物があれば、生きて行けることを改めて考えさせられると同時に、地球資源をふんだんに消費しスピード最優先の現代社会に生きる者として、少しは見習うべきかと感じた。
「荷物の少ない生活、それは心の荷物が少ない生き方でもある」、と番組は締めくくられていた。なかなか含蓄のある言葉である。
物は持たず、彼らの頭にある時間軸は今日と明日くらいで、1週間、1ヵ月、1年といった将来という観念が無い。勿論、年齢という考え方も無い。
そして、いつまでに何かをするということを一切考える必要が無いのである。当然、将来への不安や悩みというものも全く存在しない。
太陽が昇れば狩をして、日が沈めば寝るの繰り返しである。
そして、狩で射止めた物は皆で平等に分け与える。獲物が獲れなくなると、「全財産」を背負って、獲物が豊富な場所に全員で引越しをする。
「全財産」といってもこれだけ。
鍋・しゃもじ、僅かな衣類、弓と矢、保存食のバオバブの実だけである。
薬は自然に生えている薬草で代用し、照明器具は目がいいので不要、地図は頭の中に入っているのでこれも不要。
このような生活をしたいとは思わないし、別に良いとも思わないが、番組を観終わって、人間は最低限の物があれば、生きて行けることを改めて考えさせられると同時に、地球資源をふんだんに消費しスピード最優先の現代社会に生きる者として、少しは見習うべきかと感じた。
「荷物の少ない生活、それは心の荷物が少ない生き方でもある」、と番組は締めくくられていた。なかなか含蓄のある言葉である。