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熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

大王わさび農園を見学

2012-06-12 12:00:40 | クラインガルテン生活
昨日は天気も良かったので緑ヶ丘クラインガルテンから車で20分ほどの場所にある「大王わさび農園」を訪れた。
全国一の生産量を誇る大王わさび農園、その規模の大きさには驚いた。川全体がわさび農園になっているのかと錯覚してしまうような光景である。
 

このわさび農園、深澤勇市なる人物が大正4年に安曇野の豊富な湧水を利用して、わさび栽培を思い立ったのが始まりとのこと。今の姿になるまで約20年を要したそうだ。
建設機械など無い時代に人力だけで川を掘り下げては土手を作り、わさび田に開墾していったと言うから昔の人は忍耐強い。それに、水害によりわさび田が流失したこともあったらしい。

わさび田の上部は一面黒い日よけで覆われている。
この日よけ、昔は無かったようだが、上流での地下水の汲み上げのために水量が減少したため、暑い季節にはわさびを保護するため日よけが必要とのこと。
日よけの下は一面わさび。
 

大小問わず植え付けから2年で収穫するとのこと。
小さいもので1本500円から販売されている。


ところで「大王」の由来だが、安曇野に住んでいた魏石鬼八面大王(ぎしきはちめんだいおう)なる人物が、全国統一を目指す大和朝廷の圧政から安曇野の住民を救おうと坂上田村麻呂率いる軍と戦い、最後は破れ、その遺体の一部が埋められたと言う塚がこの農場の中から見つかったことから、「大王わさび農園」と名付けられたそうだ。

わさび農園の傍らには、映画の舞台になったり、CMにも登場する安曇野を代表する風景の一つが望める。
 

水車小屋の横に木製の脱穀機2台が何気なく置かれていた。
子供の頃、近くの田んぼで見かけた記憶があるので、多分50年位前だろう。


こちらも昔の農機具。
プレートには「農林省・通産省推奨機 サカヰ式除草機」とあった。


緑ヶ丘クラインガルテンは安曇野を始め、上高地、白馬、戸隠などへのアクセスも良く、観光やアウトドアの拠点としても申し分無いロケーションにある。
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コンポストを作る

2012-06-11 16:12:32 | クラインガルテン生活
住宅密集地では臭いの問題や、そもそも肥料そのものを必要とする機会が少ないことなどから、あまり目にすることのないコンポストだが、ここクラインガルテンでは多くの皆さんがコンポストを設置しておられる。

厄介な生ゴミ処理と肥料作りが同時に出来て一石二鳥。 我が家も早速コンポストを設置しようとホームセンターに出掛けた。
ところがどの商品も、半定住生活から出るであろう生ゴミの量を考えると大き過ぎる。

一方、その横にポリ製の大型ゴミ箱が並んでいた。
違いは、コンポストは底が開いていることと、底面が広く円錐状になっている点。多分違いはこの2点だけだろう。そこで、ゴミ箱を使って自作することにした。

45リッター、蓋付きで約750円とコンポストの4分の一ほど。


自作と言ってもドリルで底に水抜き用の穴を開けるだけ。


穴を開けたら土を1cmほど敷き詰め、小さ目にカットした生ゴミを入れたら分解してくれる微生物を適量まいて作業終了。
夏なら1週間くらいで分解され、肥料として使えるようだ。


ここは隣家が離れているので少々悪臭が発生しても気にしなく済む。
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思いがけない収穫

2012-06-10 12:46:25 | クラインガルテン生活
クラインガルテン滞在2日目、生活のための設営をほぼ終え、これからいよいよ野菜作りに取り掛かることに。
そこで、まずは草取りをしようと敷地内の雑草が生い茂った場所に目をやるとイチゴがなっている。


一つ試食したところ甘さは申し分ない。取りあえず本日のデザート用に熟したイチゴを収穫。


思わぬ恵みに気を良くし、畑の草取りを後回しにして、イチゴが生育している場所を中心に草取りを行った。
家庭菜園と言えば、定番はトマト、キュウリ、ピーマンなど料理野菜が中心だが、イチゴを始め、スイカ、メロンなどフルーツ系を中心に栽培するのも悪くなさそうだ。

ところで、この辺りはスギナがやたらと繁殖していて、皆さん苦労されている。
スギナの根は地獄までつながっていると言われるほど地下深く伸びていて、根こそぎ手で取ることは不可能に近い。
そして地下茎で成長し、至るところから芽を出すので手に負えない雑草の一つ。


ここでは農薬の使用が禁止されているので地表に出てきたら手でまめに取るしかない。まさにいたちごっこである。

農薬を使っていないが故に安心して作物を口に出来るうえ、昆虫などの生物を含め豊かな自然が保たれていることを考えれば、雑草取りの苦労も致し方ない。
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今日はクラインガルテンで設営作業

2012-06-09 20:37:47 | クラインガルテン生活
今日は6日ぶりに緑ヶ丘クラインガルテンにやって来た。
先週日曜日、一旦帰宅した後、テレビ、電子レンジなど家電製品やカーテンなどを買い揃え、今日は衣類や趣味用品も一緒に車に詰め込めるだけ詰め込んで早朝自宅を出発した。

車から荷物を降ろした後、まずは唯一の情報源となるテレビが見られるようにとアンテナを取り付けた。
アンテナケーブルを引き込む穴が無い。借家なのでログに穴を開ける訳にも行かず、隙間ケーブルを使うことにした。

サッシ枠の溝に沿ってテープ状の薄いケーブルを這わして行くもので、サッシや網戸の開閉にも支障は無い。便利な物があるものだ。


続いてカーテンを取り付け、カーペットを敷き、一応リビングらしくなった。
どれもなるべく金を掛けないようホームセンターで調達した代物だが、取り付けるとまずまずの見栄えに満足。


午後に冷蔵庫が到着。スーパーのある豊科まで車で片道30分近く掛かるので、ある程度買いだめが出来るように230Lの中型サイズにした。

設営に丸一日掛かったが、これで何とか不自由なくガルテン生活を送ることが出来そうだ。
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今年も孵化したカマキリの子供

2012-06-08 20:57:43 | 
毎年、この時期になると庭の草木に孵化したばかりのカマキリの姿を目にする。
体長は僅か1.5cmほど、目を凝らさないと見過ごしてしまう。

 

孵化して未だ1週間位だと思うが、既に立派なカマを携えている。
これで小さな虫を捕らえ成長し、秋には体長10cmほどの立派なカマキリになる。

カマキリは数少ない肉食昆虫で、庭にやってくる蝶など他の昆虫を捕食してしまうのであまり歓迎したくないのだが、何十匹と孵化した中から立派な大人に育つのは僅か数匹程度、残りは鳥のえさになったりする。

肉食昆虫、カマキリも食物連鎖の中で一役かっていると思えば蝶など他の昆虫が犠牲になっても致し方ない。

何とか生き残り、成長したカマキリ。


オスは体の大きなメスの餌食になることもある。
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