熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

施設で暮らす叔母を訪ね北九州まで日帰り往復

2018-08-21 22:38:56 | 日常の出来事・雑感
異常な暑さも和らいで来たところで、今日は介護施設で暮らす叔母に会うため北九州まで日帰りで往復。
87歳になる叔母、生涯独身で家族や頼れる兄弟もおらず、施設に入居するに際して身元引受人になっていることもあり、数か月に一度は訪問しようと心掛けているものの、如何せん九州は遠い・・どうしても足が遠のいてしまいます。仕方ありませんね。

羽田から北九州空港まではスターフライヤー。


LLCに分類される航空会社としては、片道運賃は18990円で空港と最寄り駅の交通費を考慮すると新幹線とほぼ同じ。時間はdoor to doorで1時間半ほど短いので毎回利用してますが。

施設は北九州市内の閑静な住宅街。


都内のワンルームマンション程度の広さの個室と食事代で、入居一時金1000万円のプランで月々約16万円、年間約200万円。
入居一時金無しでは、月々約32万円。
丸5年の総額はどちらも同じで、6年目に入ると入居一時金有りの方が断然お得。自分の寿命を何年と見るか、判断に迷います。

認知症になっても、暴力をふるったりと迷惑が掛らない程度なら居続けられる点もこの施設の良いところ、これがこの施設に決めた理由の一つ。

夫婦どちらかひとりになり、歳とともに一人暮らしに不安を感じるようになったら、介護施設で暮らすのが一番ですね。
関東周辺では一時金の高額な施設が多くても、地方に行けば一時金1000万円+年間200万円で暮らせます。
それも、定期的な健康診断と栄養管理された3食付きと至れり尽くせり。
そのせいか、3カ月前に会った時より元気になっていたように感じました。

2時間ほど話して施設の関係者に挨拶して帰途に。

未だ盆休み明けの余韻か羽田までの飛行機は満席、仕方なく新幹線を利用。
朝7時に自宅を出て、夜9時半に帰宅。九州まで日帰り往復はやはり強行軍過ぎ。それに旅費が勿体ない。
次回は10月頃、人生最後の九州ツーリングを兼ねバイクで行こうかと考えています。

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自宅に戻って芝刈り

2018-08-19 17:19:03 | 日常の出来事・雑感
7月下旬から一ヶ月弱チェルトの森で過ごし、自宅に戻ってみると芝生はぼうぼう。猛暑の中、よく成長しています。


雑草もすくすく。
コニシキソウ、目立つうえ、あまり根が張らず直ぐに抜ける、大人しい雑草


手ごわいのは、イネ科のメヒシバ
引き抜こうとすると茎から切れて根が残ってしまう厄介物。


1時間ほど作業してすっきり。


庭作業中にバラで見つけたナナフシ。
漢字では七節と書くそうだが、体に7つの節があるわけではなく、ナナ(七)は単に「たくさん」という程度の意味だとか。


木の枝に移動させると2本の前脚をくっ付け、真っすぐに伸ばして枝に擬態、お見事。
これでは鳥など天敵は、容易には見つけられないでしょう。


孵化して間もないカナヘビの子供。しっぽを含めた体長は4,5cm
よく見かけるトカゲの一種で日本の固有種、平均寿命は7年前後と言うから結構長寿です。



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ビーナスラインでサイクリング

2018-08-17 20:24:56 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
今日の予報は、一日を通して晴れ、風は無く、しかも諏訪方面の最高気温は20度台とのこと。
ササの伐採や設営作業が一段落ついたことでもあるし、久しぶりにサイクリングを楽しむことに。

自転車を車に積み込み、向かった先はビーナスライン。
と言ってもビーナスラインは全線70キロ近くあるので、比較的交通量の少ない霧ヶ峰と美ヶ原の一部区間、片道約20キロのみを往復。

バイク(オートバイ)では、何度も走ったことのあるビーナスライン。
道路は整備されていて適度なコーナリングを楽しめる、ライダーに人気の絶景ロード。

自転車で走るのは今回が初めて。思ったよりアップダウンがありましたが、この景色を目にすると疲れが癒されます。


途中、休憩がてら八島が原湿原で軽くハイキング。
1万2千年前に誕生した貴重な高層湿原で、泥炭層は約8mもあるそうです。


花のピークは過ぎていたものの、未だ多くの花を目にすることができました。




標高1700~1800m前後のビーナスライン、秋の訪れは早そうです。


白樺湖の手前、大門街道沿いで目にした黄色の花の群落。


正体はキク科植物、オオハンゴンソウ。
北アメリカ原産で明治時代観賞用に輸入されたものが野生化した、いわゆる帰化植物。
自然に増えたとは思えず、誰かが植えたのでしょう。


昨年のヨーロッパ自転車旅の後、殆ど自転車に乗っていなかったとはいえ、改めて上り坂での脚力の無さを痛感した一日でした。

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「消費料金未納に関する訴訟最終告知のお知らせ」が届く

2018-08-16 15:00:39 | 日常の出来事・雑感
妻宛に、「法務省管轄支局・国民訴訟お客様管理センター」なる差出人から一通のハガキが届きました。



内容は、未払いの料金があり訴状が提出された、このままだと原告の主張が認められ、財産の差し押さえ等強制執行される。訴訟を取り下げたい場合は、相談窓口までお電話を、というもの。

何の未払いなのか、原告が誰なのか一切記載されておらず、明らかに不自然。

ネット検索すると、法務省から以下注意喚起がありました。

全文引用すると;

==============================================================
法務省の名称等を不正に使用した架空請求により被害が発生しています

 平成29年5月以降,「少額消費料金未納に関する訴訟最終告知のお知らせ」,「総合消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」などと題し,「裁判取り下げの相談に乗る」等と書かれたはがきが送付されているとの情報が法務省に多数寄せられており,実際に多額の金銭的被害も発生しております。

 差出人は,「法務省管轄支局 国民訴訟通達センター」,「法務省管轄支局 民事訴訟管理センター」,「法務省管轄支局 民間訴訟告知管理センター」,「法務省管轄支局 国民訴訟お客様管理センター」などと記載されていますが,これらの団体と法務省とは一切関係がありません。

 文面は,財産の差し押さえを強制的に執行する等と不安をあおり,本人からの連絡を求める内容になっており,書かれている電話番号に連絡をすると,弁護士等の紹介費用と称し,収納代行サービスやプリペイドカード等を利用させて金銭をだまし取るといった手口が報告されています。
 なお,はがきの裏面には,文面が見えないようにシールが貼付されている場合もあります。

対処方法としては,はがきに書かれている電話番号等には「絶対に連絡しない」ようにし,「相手にしない」ことが大切です。
==============================================================

とのこと。

悪知恵を働かせる輩が後を絶ちません。

我が家では過去、息子を装ったおれおれ電話が2回、今回のような架空請求通知は数回、パソコンの画面をフリーズさせて復旧費用をだまし取るパソコン関連の詐欺行為などを含めると結構な詐欺未遂に遭遇しています。

今まで被害に遭わずに来れましたが、歳とともにどうしても騙されやすくなるのは人の常。
歳をとるにつれ、注意力や警戒心、危険を察知する判断力が薄れ、疑うことをしなくなるためでしょう。

新手の詐欺が後を絶たない世の中、被害に遭わないよう一層注意しなくてはなりません。


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始末に悪い、カラマツ

2018-08-15 21:17:25 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
漢字では唐松と書かれ、中国の絵画、唐絵のマツに似ていることに由来するとか。
針葉樹には珍しく落葉するので別名「落葉松」とも。
秋の林道をバイクで走ると道路一面に落葉松の落ち葉があって、ひやりとした経験をお持ちのライダーも多いことでしょう。唐松の落ち葉は何しろ滑りやすいので。

戦後、需要を見込んで木材資源として全国的にマツやスギが植林されたものの、需要予測の外れや安価な輸入木材に押され、今やその多くが放置されたまま。長野県では造林面積の半分をカラマツが占めるそうです。

ところで、チェルトの森の敷地内には見事に成長したカラマツがその高さを競い合うように約30本ほど立っています。多くは20m以上の高さにまで成長。


真直ぐに伸びているカラマツでも、20mを超えるとなると脅威に感じてしまいますが、問題は湾曲した1本の唐松(写真左)
高さ20m以上、幹の直径約30cm。


どう見ても湾曲している幹辺りには無理な力が掛かっていることは明らか。
台風の強風で倒れる危険性をはらんでおり、早速伐採費用の見積もりを取ることに。
ついでに横の2本も伐採して薪置き場にする予定です。

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