北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

アカハナカミキリ

2011年05月16日 | カミキリムシ科
ヨツスジハナカミキリとともに花や葉上でよく見かけるハナカミキリの超普通種で、他のハナカミキリよりも少し遅れて発生する。


2010年7月28日 厚別区
数個体が葉上でじっとしていた。



同じ日
庭のアジサイに来た。



2010年8月2日 清田区
羽の横に細長い黒い紋があるが個体によって濃かったり薄かったりする。



2010年8月1日 清田区
雨が降っている林道にて葉の裏で雨宿りをしていた。



2010年7月31日 清田区
ベンチで交尾中。



2010年7月26日 厚別区
かなり若いヤナギの木を削っている。
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ジムグリの肌触り

2011年05月15日 | 春の散策日記
今日はコツバメを撮影しに行こうと計画を立てていたが、天気はいいものの寒くて風が強いのでポイントに行くのは来週にしました。
いつもの森でいつも通り生き物探しをした。


ホオジロ
バックは湖。
ここは立ち入り禁止なので柵越しの撮影だけ。
アオサギが毎日来ているけど実はいつも逃げられているので写真はない。



キタクロオサムシ
路上を徘徊しているということは側溝にも落ちているのでは、と期待見てみるものの何も居ず…。



ビロウドツリアブ
今日は沢山いました。



ホソバエンゴサク
エゾエンゴサクにまぎれて沢山咲いている。
名前の通り、葉が細いのが名前の由来で花は一緒。



オツネントンボ
日のあたる場所に多い。



シーズン初のルリシジミ
2得確認。
エゾスジグロシロチョウも見られた。



ジムグリを発見。
寄って寄って撮影したのでノートリです。
油を塗ったみたいに体が虹色に輝いていて綺麗です。
たしか去年はこの時期にアオダイショウを同じアングルで撮影していた。


今回は捕らえました。
ヘビのウロコは冷たくて気持ちいです。
これはヘビには相当迷惑だったに違いない。おとなしいのをいいことに、ごめんなさいね。



ハクセキレイ
変な趣きを感じた。



アオサギ
最初にホオジロを見た湖でまた逃げられた。
飛ばれたら立ち入り禁止のためのバックネットが邪魔で撮影は困難だが、こちら側へ飛んできたので運良く1枚撮影できた。
でも偶然目だけが隠れている悲惨な写真に…まあ運良くの撮影ということなのでしかたないかな。
今度からは人目を気にしないでしゃがんだまま撮影しようと心に誓った瞬間だった。
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散策漬けの1日

2011年05月14日 | 春の散策日記
今日は曇り時々雨。
ひたすら散策の1日でした。

9時半散策開始


エゾサンショウウオの卵
ある程度の水辺があればそこら中に沢山産み付けられているが、この場所は先週にはエゾアカガエルの卵しかなかったのでこの卵は最近産まれたものであることがわかる。
ここは林道脇にそって伸びる水溜りで、他にも沢山産み付けられていたがその中でもこの塊が最も大きかった。



ネジロカミキリ
タラノキを見る度にこいつを探していて、やっと今年2度目を確認することができた。
この木に2頭ついていた。

この後藪の中を数が少ないもののササに気をつけながら歩いていると、途中足元にうよいよマダニがついているのに気がついた。
寒気がして数を数えることを忘れたが10頭以上はついていた。
ササではなくてそこには緑の棒見たいなのが沢山生えていたのでそれについていたのかなと思う。
すぐに引き返そうとするが、また同じところを通って帰るしかない。
恐る恐るまた帰りにマダニを足にくっつけて藪から出ました。
今度はさらに警戒したので5頭ですみました。
でもきずかないだけでまだついているかもということで服とズボンを確認。
大丈夫だ、問題ない。
でもまだ気は抜けません。このまま帰るのも時間がもったいないのでそのまま散策再開。



キバシリ
初見。
このまま木を上っていった。



ミヤマカケス
最近見ていなかったので久しぶりの再開となった。
2羽一緒に飛んでいた。

このあと雨が降ったので帰宅。
昼食をとってからすぐ雨がやんだのでまた出発した。


午後の部


スミレがそこら中に咲いている。


ヒガラが水浴びをしていた。


ぶるぶるっとしているところ。
これはほんとにかわいかったです。


落ちている木の樹皮をめくってみた。


アカコメツキの一種
数十頭出てきた。
美麗種でも同定できないのが悔しいところ。
オオアカコメツキは混じっていなかった。



ミヤマオビオオキノコ
夏場比較的よく見る種。



不明ハネカクシ
シミみたいな形をしている面白いハネカクシ。



エゾベニヒラタムシ
幼虫も見かけた。



エゾサンショウウオ
丸太の下にいた。
ある本に「非常に隠れたがる性質の生き物」と書いてあったのでまさにその通りの出来事だった。



帰り際に見つけたコムクドリ
街路樹で6羽群れていた。
ムクドリとは違ってかわいい。


初撮りなので嬉しい。

帰宅時間は7時過ぎ。

ということで今日は8時間以上も外にいたことになる。

そして風呂でマダニに食われてないか確認してみたところ1頭もついてませんでした。
これで一安心です

明日はコツバメが見たいです。がんばります!!
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ダイミョウガガンボ

2011年05月13日 | 春の散策日記
今日は少し散策したがあまり虫が見つからなかった。

小さなトンネルにガガンボがいたので撮影した。


ダイミョウガガンボ
このガガンボはこのトンネルだけで見る。
トンネルの光に来たものだが、毎年沢山来て沢山放置されたクモの巣にひっかかり沢山死骸がぶら下がっている。
人通りの多い場所だが何年も誰も掃除しないので前の年、もっと前のもあり汚いイメージだ。

ここは晩秋にフユシャク類をよく見た場所だが、今年はまだ蛾を1頭も見ていない。
この場所に来るのは今年でもう10回以上になるので、晩秋のあの盛り上がりはいったい何だったのかと最近つくづく思っている。


足が1本足りない。
古くなって壁と一体化したようなクモの糸が見える。
このガガンボは大丈夫だろうか…

他にはエゾハサミムシがいた。

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木にいる虫たち

2011年05月12日 | 春の散策日記
天気は晴れ、でも風は強い。
今日は木についている虫を探した。


先月からよく見るムネスジノミゾウムシ



これもたぶん同じ種類。
シラカバにて



ミヤマヒラタハムシ
大量。
前は木柵でキクビアオハムシを確認した。
カップルとお腹を大きくしたメスが大半を占めていた。



ヤマゲラは最近になってよく見るようになりました。
今日は2頭確認。



ワモンナガハムシ
小さい木に沢山ついていた。



不明ゾウムシ



トビイロツノゼミ
3頭確認。



モジツノゼミ
これは2頭確認。

ツノゼミの仲間ももう出始めている。

いい成果は残せなかったもののこの時期、一見して虫がいなさそうだが探せばいろいろ見つかる。
この見つける感覚はいい刺激になった。
次回はハイイロハナカミキリを探そうと思う。
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