北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

蛾!!

2011年05月21日 | 春の散策日記

今日は昼過ぎから清田にお墓参りに行った。


ミミモンエダシャク
途中で清田区某所の外灯に行ったがシャクガ類が多いのだがキリガ類はカバキリガが2頭しか居ず、イボタガの羽だけが沢山落ちていた。




イボタガ
もう一箇所ある外灯に行ったら生きてるのに出会えた。
前から見たかった蛾なだけにかなり嬉しかった!!
このかっこいい蛾が見れて今日は大満足です。



立派な触覚にがっしりとした顔がかっこいい。



クロテンシャチホコ
初見の蛾。
こちらもかっこいい。

この場所はシャクガもヤガも均一に来ていた。


夜外灯周りをした。

天気:雨上がりでじめじめしていて霧が立ち込めている。気温は暖かく月も出ていない。
最高の条件化も思いきやいつもの外灯に行っても蛾が少ない。

でも今回はいい場所を見つけたのでそこへ行ってみた。


いきなりイボタガがとまっていた。
本日2頭目でいずれも完品。


やはりこの蛾はインパクトが強く好きな蛾だ。



ツマアカシャチホコ
ちょっと白とびぎみだけど面白い格好のシャチホコ。

ここの付近の灯火も見て周ったがオオバコヤガらしき蛾だけだった。
シャクガはいろいろいたけどすべて清田区で撮っているものだった。
他のめぼしいものはホシオビキリガの生き残り、スギタニキリガ、シーズン初のナミモンクチバ、ムラサキエダシャク、マダラカミキリモドキ×4、アマガエルなど。

9時近いのでうちへ帰っている途中、なんと「昆虫パラダイス!!」のバルキングさんと偶然会いました。
奇跡的な出会いに凄くビックリし、同時に嬉しさもこみ上げてきました。

そして一緒にさっきイボタガを見たポイントへ行きました。


ユミモンシャチホコ
さっき見たときはいなかった蛾が地面に堂々と落ちていた。
清田でみたクロテンシャチホコかなと思っていたけど帰って調べてみると別の種であった。

この蛾はyyzz2さんからシロテンシャチホコであるとのご指摘をいただきました。
ありがとうございました!!



カシワキボシキリガ
これもさっきいなかったもの。



シャチホコガ
これも。そしてシーズン初。
いろいろな場所で見て一気に5頭。
さっき見たときはたしかにいなかった蛾たち。
この数分間何があったのだろうか…灯火の見回りはより遅い時間帯の方がいいことがわかる。


この灯火の横の通りの外灯も見回り。


アカバキリガ
初見。すれているけどイボタガの次に大きな成果。


他はスギタニキリガ数頭、オオバコヤガのような蛾など不明ヤガ4頭、ムラサキエダシャクなどの各種シャクガ、マダラカミキリモドキなど
ここの外灯とその付近は、近所でもダントツでいい蛾観察ポイントととなりました。
今回がよかっただけかもしれないが、これだけ来れば毎日行きたくなります。
次回はヒメカレハが見たいです。

バルキングさん、今日は突然であるにもかかわらずありがとうございました!!
外灯周りのこのどきどき感を久しぶりに味わえてかなり楽しかったです!!
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ちょっとしたガサ入れ

2011年05月20日 | 春の散策日記
天気は晴れ。
5時半からちょっと散策した。


スズメはなかなかの警戒心の持ち主なのでいつも逃げられる。
今回はちょっと寄れたけどスズメが油断しただけで、すぐに気づかれて逃げていった。
そのとき撮れた顔はどこかあどけなく見える。


雪解けでできた池のような水溜りでガサ入れをやってみた。


エゾサンショウウオの幼生
結構大きい。



ゲンゴロウの仲間の幼虫



マツモトマメゲンゴロウ
ここでもゲンゴロウはこいつだけ。

他に目ぼしいものはスジヒメガムシ、オオヒラタガムシ?が数頭入った。
オタマジャクシが小型ガムシと紛らわしくて、しかも大量に網に入ってくるのでどうしようもなくなってすぐに退散。


水面に写る森と自分
雪解け水が溜まったものなので一片の濁りもなく透き通っていた。
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マツキリガ

2011年05月19日 | 春の散策日記
天気は曇り。
ぱっとしないが虫たちはちゃんと活動している。


ぽつんぽつんと咲いていました。



キツネがこちらを睨んでいます。



カバノキハムシ
あと10日ちょっとで6月です。
草木がにぎわう季節までもう少しです。



今日は灯火でマツキリガに出会いました。
初見でこれは嬉しい成果です。
北海道では道南で見られる種らしいけどこの蛾はぎりぎり札幌産です。
この蛾が見られた森は植林されたカラマツが多いのでそこから発生しているものと思われる。





羽をばたつかせて歩いている。
このあと空高く飛んでいきました。
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タンポポフェチ

2011年05月18日 | 春の散策日記


今日は下校中そのままサイクリングと称しそこらへんをぶらぶらした。
まだ行ったことのない場所にも行ってタンポポがそこら中にあるのでそこに来ている虫を撮影することにした。
シーズン初物だらけでした。
今日は暑かったので虫たちが元気です。


シマハナアブ
この顔が懐かしいです。



イタドリハムシ
タンポポに来るとは知りませんでした。



アリに襲われるハチ



セイヨウミツバチ



ヒラタアブの一種



ニリンソウ
今日調べるとこの花はニリンソウであった。
昨日のツボミと同じ花で昨日は同定ミスをしてしまったので直しておきます。



ヤブキリのような??


ヤブキリの幼虫
別個体
調べてみるとやっぱりヤブキリの幼虫でした。
真夏が楽しみです!!



これぞ北海道という感じの風景。
でもこのフキの名前はアキタブキ。



最後に地層のような空の写真。
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ビロードツリアブのお腹

2011年05月17日 | 春の散策日記
晴れときどき曇り。
風が強いがさほど寒くはなかった。
4時半からちょっとだけ森へ行った。


キバシリ
最近目立ちます。
だんだんと木の上まで登ったら横の木に飛び移り、また下から上まで来たらまた横の木へと移る。
名前の由来です。
写真のキバシリはこの行動を行っている最中です。
木を登ることはできても下ることはできません。

オオルリも見たけど逃げられました。もちろんオオルリオサムシの略称のことではないですよ、鳥の方ですwww

あと草原ではシマヘビの尻尾を踏んでしまいました。
踏んでから気づきました。
幸い向こうに怪我がなかったのでよかったです。ただ撮影できなかったのが残念。



ニリンソウ
これは皆閉じていた。

この花はニリンソウだったので訂正しておきました。



ビロードツリアブが枝に仰向けで止まっていた。
お腹の毛は白いことがわかる。


下から



シロトホシテントウ
この個体は紋が大きくてお尻の方はもうおかしくなっている。
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