リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

クラッセン・シュトゥンデ

2009年05月11日 13時25分56秒 | 音楽系
昨日は教室の発表会でした。2006年に初めてクラッセン・シュトゥンデという名の実質「発表会」を持ちましたが、今年で4年目になります。お陰様で順調にリュートや古楽を習いに来られる方も増え、今年もささやかながら会を持つことができました。

クラッセン・シュトゥンデと名付けたのは、桑名の教室とミューズ音楽館(名古屋)の教室の皆さんのふれあいの場にしようと考えたからです。クラッセン・シュトゥンデというのは文字通りは、学校の「学級会」みたいな意味合いででして、ホプキンソン・スミスのリュートクラスも同名の会を持っていましたが、それにちなんで名付けました。

まぁ、だから別に全員演奏する発表会式でなくてもいいんですけどね。(笑)ホプキンソン・スミスのクラッセン・シュトゥンデでは、誰かメインになる人がいて、その人が演奏したりお話をしたりして、他の参加者がいろいろ意見を言ったりしていました。メインになるひとは、主に学生でしたが、何回かは外部から来る場合もありました。例えば、ナイジェル・ノース、ロバート・バルトとか。なかなかすごいメンバーでしょ。(笑)時にはガンバやヴァイオリンの学生がバッハの無伴奏作品を演奏したこともありました。

もっともホプキンソン・スミスのクラッセンは大体毎月やってたんでいろいろ出来たわけですが、ウチのは年1回ですから、どうしても発表会みたいになってしまいがちですね。

いっそのことウチのクラッセンも年4回くらいにするとか。そのうちの1回くらいは演奏するくらいにして、参加自体もそのうち1,2回はしていただく、というくらいのゆるいのがいいですね。そういうのを自宅の「ヴェルサイユの間」でやろうかしらん。