日経新聞のコラムに東京芸大で使う和声のテキストが半世紀ぶりに刷新されるとありました。
日本の音大で使っているテキストは島岡譲氏が書いたもので、和音の記号が独特で通奏低音式の記号ではありません。
私は40何年か前に、小船幸次郎という方が書いた「ギター和声楽」という本を読んで和声を勉強しました。小船さんは戦前から活躍していた作曲家ですので、伝統的なヨーロッパの和声学を勉強した人でした。
この本は通奏低音式の和音記号が用いられていましてそのおかげで後に通奏低音を勉強するときにとてもスムーズに理解することができました。
私は日本の音大で学んでいませんが、中途半端にどっかの音大に行ってたりしたら、通奏低音の勉強で少し苦労するところでした。
どうして通奏低音の数字表記と異なる体系の記号で和声を学ぶのか前から疑問に思っていました。通奏低音式で充分だしずっと実用的でもあります。
小船さんの和声学で学んだ私はなんかちょっと旧式の和声学で勉強してしまったなぁ、と思っていましたが、通奏低音を学ぶときはその知識がそのまま使えましたし、向こうでは皆さん同じような和声体系で勉強していました。結局日本の音大もヨーロッパの伝統的方式に戻ったわけで私としては何か得したような感じです。(笑)
日本の音大で使っているテキストは島岡譲氏が書いたもので、和音の記号が独特で通奏低音式の記号ではありません。
私は40何年か前に、小船幸次郎という方が書いた「ギター和声楽」という本を読んで和声を勉強しました。小船さんは戦前から活躍していた作曲家ですので、伝統的なヨーロッパの和声学を勉強した人でした。
この本は通奏低音式の和音記号が用いられていましてそのおかげで後に通奏低音を勉強するときにとてもスムーズに理解することができました。
私は日本の音大で学んでいませんが、中途半端にどっかの音大に行ってたりしたら、通奏低音の勉強で少し苦労するところでした。
どうして通奏低音の数字表記と異なる体系の記号で和声を学ぶのか前から疑問に思っていました。通奏低音式で充分だしずっと実用的でもあります。
小船さんの和声学で学んだ私はなんかちょっと旧式の和声学で勉強してしまったなぁ、と思っていましたが、通奏低音を学ぶときはその知識がそのまま使えましたし、向こうでは皆さん同じような和声体系で勉強していました。結局日本の音大もヨーロッパの伝統的方式に戻ったわけで私としては何か得したような感じです。(笑)